presented by
Menu
「攻撃的にプレーする」

勇気を持って臨むCL準決勝

このカンプ・ノウは実際、本当に貫禄のある景観だ。収容できる観客の数も卓越している。中の広さも別格。年代を経たことで威厳を備えた入場トンネル。一つずつ挙げていけばきりがない。バイエルンの選手のほとんどは、すでに全てを経験している。W杯制覇にCL優勝。だが、チャンピオンズリーグ準決勝でFCバルセロナとこのスタジアムで対戦することは、経験豊富な彼らにとっても鳥肌もののはずだ。キャプテンのフィリップ・ラームは、「試合が楽しみで仕方ない。間違いなくひとつのハイライトになる」と、バルサとの第一戦を見据えた。

バルサvsバイエルン。欧州のクラブサッカーでこれを遥かに凌ぐカードは存在しないだろう。スペイン王者とドイツ王者が戦うのだから、それもそのはず。火曜日の午前、チームがスペインへ出発する前にトーマス・ミュラーが、「本命はいない」と明言している。

レヴァンドフスキ、最終調整に参加

ペップ・グアルディオラがピッチで選手たちと顔を合わせたとき、そこには顔面を負傷しながらもマスクを被ったロベルト・レヴァンドフスキの姿があった。しかし、この点取り屋が水曜日に出場できるかどうかは、前日記者会見では明かされなかった。「100%の選手が11人必要。トレーニングの後に彼と話す。マスクを着けた状態での感触を聞きたい。コンディションが良ければプレーするだろう」とグアルディオラ。

一方、バルセロナに同行しなかったのは、フランク・リベリー(足首)、アリエン・ロッベン(ふくらはぎの筋束断裂)、ホルガー・バドシュトゥーバー(大腿の肉離れ)、ダヴィド・アラバ(膝の内側靭帯断裂)、そして筋肉系の問題を抱えたセバスティアン・ローデ。もちろん主力の不在は大きな痛手ではあるが、この事実に対して愚痴をこぼそうとする者は誰一人いない。なぜなら、グアルディオラがバルセロナ戦でピッチに送り込む11人は、単純に十分強いからだ。同指揮官は「私は誰にも文句を言っていないし、これから言うつもりもない。怪我した人を魔法で呼び出すことはできないんだ」と、現状をしっかり受け止めている。

「ゴールを奪わなければ」

確かに人員問題は深刻ではあるが、バイエルンがバルセロナで「受け身」になるつもりも毛頭ないようだ。マヌエル・ノイアーは「後ろに下がって守るつもりはない。僕たちが誰なのかを示したい。攻撃的にプレーしたい」と述べ、敵地でも積極的に行くことを強調。だが、良い結果をミュンヘンに持ち帰ることを目標に設定している以上、確かにそうする他方法はない。グアルディオラは、「ゴールを奪わなければ。ここで守るだけなんてほぼ不可能」と攻めることを示唆し、シャビ・アロンソも「自分たちのプレーにトライする」と述べ、やるべきことを明確にした。

そして、ベストメンバーが揃っているバルサに対するリスペクトは、当然のことながら巨大だ。「こんなにもタレントが揃っていると、弱点を見つけるのは難しい」と話すグアルディオラ。そして、「メッシとネイマールがやることは、誰にも想像がつかない。左から来ると思えば、右から来るのが彼らだ」と続けた。だが、バイエルンにも勝機があると見ているノイアーは、「2試合とも互角の戦いになる。その日の調子が良い方が勝つ」と、当日のコンディションが試合を決めると指摘した。