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「誇りに思っていい」

来季もやる気満々の「スーパーバイエルン」

93分間チームを 鼓舞し続けた 南カテゴリーからも、反対側から誠実にバイエルンを応援し続けた北カテゴリーからも、シュプレヒコールが鳴り止むことはなかった。たとえチームが、CL準決勝のバルセロナ相手に決勝進出の切符を手に入れられなかったとしても、ファンが誇り思う気持ちは絶大だった。「スーパーバイエルン、スーパーバイエルン、ヘイ、ヘイ!」。

ペップ・グアルディオラは「ベルリンへ行きたかった」と、悲しみを隠せない様子で口を開いた。「それでも私は選手たちに感謝している。チームの振る舞い方を非常に嬉しく思う」。カール=ハインツ・ルンメニゲからも「チームは立派に戦った」と賛辞の言葉が贈られ、バルセロナが「順当に勝ち上がった」と準決勝を総括しながらも、「だが、我々も堂々と敗退する」と述べた。

また、CBジェローム・ボアテングは、「前半はまだ可能性があった。100%のビッグチャンスが4、5回あった」と積極的に攻めたバイエルンのプレーを振り返る。確かにメディ・ベナティアが7分に頭で先制点を叩き込んだときは、奇跡が一瞬頭を過ぎった。だが、「2-0にできなくて残念」とボアテングが述べるように、次のゴールを決めたのはバイエルンではなくバルサだった。15分と29分、素早い攻撃からネイマールに2ゴールを決められ、決勝進出への道が「途絶えた」(フィリップ・ラーム)。

「意気消沈する必要はない」

だが、ドイツ王者はあきらめるという道を選ばなかった。ファンの素晴らしい声援に背中を押され、バイエルンはロベルト・レヴァンドフスキのゴール(59分)で同点に追いつき、74分にはトーマス・ミュラーがネットを揺らして逆転に成功した。バイエルンはこの勝利で、今季のCLホーム戦6試合で6勝を挙げる。さらに、「僕たちの力を示した」と熱く語るミュラーは、自身のCL得点数を28に伸ばした。また守護神マヌエル・ノイアーも、「後半試合をひっくり返すために全力を尽くした」と完全燃焼したことを強調した。

一方、ルンメニゲは4シーズン連続でベスト4入りを果たしたことに満足を示し、「それでも準決勝まで勝ち進んだのだ。それも4回連続で。だから、問題ないよ」とポジティブにまとめた。それに、CLで33ゴールも決めたのはクラブ史上初であり、ワンシーズンの間に3回も6ゴール以上をマークしたというバイエルンの記録は、CL史上初めてのことでもあった。「誇りに思っていい。意気消沈する必要はない」とボアテング。

グアルディオラのプラン

他の選手たちも、同じく前向きな姿勢を覗かせている。ミュラーは「今季は素晴らしかった。怪我人が多い中でもよくやった。非常に良い試合をして、ポルト相手にも逆転してみせた」と述べ、バスティアン・シュヴァインシュタイガーも、「バイエルンがここ5、6年継続的にCLに出場」し、しかも高い確率で準決勝か決勝まで残っていることに触れ、「だから、僕たちはチームとして称賛されるに値すると思う」と、考えを示した。

事実、グアルディオラは試合終了後のロッカールームで選手たちを「絶賛」していたという。同監督は「来年また戦いたい。1からのスタートだ」と決意を新たにした。だがその前にグアルディオラは、選手とファンと一緒にあることをしたいようだ。「リーグ優勝を祝いたい!」。