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「 腹が立つ」

FCB、「自己批判」が必要

16日(土)夜、フライブルクのシュヴァルツヴァルト・スタジアムを後にするFCバイエルンの選手たちはみな、下を向いていた。それもそのはず、FCBは試合終了間際に降格争いまっただ中のフライブルクにもったいなさすぎる決勝点を許し、1-2(前半1-1)で敗れたのだから。

試合後の記者会見で、ペップ・グアルディオラは「フライブルクの方が勝つために戦っていた」と一言で総括した。グアルディオラは、何よりも89分に許した決勝点に腹を立てていた。フライブルクに勝利をもたらしたのは、途中出場した元FCバイエルンのニルス・ペーターセンだった。彼は出場するなり3度目のボールタッチで決勝点を決めた。「1-1ならまだしも、終了間際に敗れることは許されない」とグアルディオラは語った。

FCB、チャンス数では相手を上回る

ペーターセンが出場するまで、23,900人の観客が押し寄せたチケット完売のシュヴァルツヴァルト・スタジアムで試合を優勢に進めていたのはFCバイエルンだった。激しい立ち上がりを制し、FCBはバスティアン・シュヴァインシュタイガー(13分)のゴールで先制した。しかし、その後優勢に試合を進めながらも追加点を決められなかったことが、命取りとなった。前半途中、フライブルクはアドミル・メーメディのゴール(33分)で同点に追いついた。

「同点弾が生まれるまでは、バイエルンが試合を決めるのは時間の問題だと思った」とペーターセンが言うように、FCBは追加点を奪えなかったことが痛かった。「バイエルンが相手だと、あまり期待はできない。この日はあまり選手の入れ替えもなく、ずば抜けたメンバーだった」とペーターセンは続けた。しかし、同点弾を決めたフライブルクは「今日はひょっとしたらひょっとするぞ」という気持ちになったそうだ。FCBは、後半に入ってもチャンスの数ではフライブルクを上回っていたが、マリオ・ゲッツェ(50分)も、シュヴァインシュタイガー(69分)も、ティアゴ(85分)も試合を決めることはできなかった。

「もっと良いサッカーをしなければ」

誰もが引分けを確信したとき、ペーターセンが起死回生の一発で奇跡の逆転勝利をつかみとった。ロベルト・レヴァンドフスキーは「今日の試合は勝ちたかった。ところがフライブルクに2点目を奪われてしまった」と試合を振り返る。ジェローム・ボアテングは「あの遅い時間帯に得点を奪われたら、たまったものじゃあない。あってはならないことだ」とコメントした。

フライブルクのクリスティアン・シュトライヒ監督は「今日は運も味方してくれた」と、現実的なコメントを残した。またフォワードのフェリックス・クラウスは、ここ6週間で13試合を戦ったFCBのスケジュールを考慮し「彼らは疲れているんだ。それ以上深く考える必要もない」と述べた。そんなバイエルンにとり今季残されているのは、来週末のマインツ戦の90分間のみ。ボアテングは「我々のホームでサポーターの皆さんに最後にもう一度良いものをお見せしたい。それが我々のサポーターに対する義務だ」と意気込みを見せた。