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インタビュー

ベナティア「大きな一歩」

24試合、2ゴール、1タイトル-これはメディ・ベナティアが、FCバイエルンに来て初めてのシーズンを飾った数字だ。それに加えて同モロッコ代表DFは、66.2パーセントというFCB選手の中で最も高い対人勝率を誇った。キャリア初の優勝タイトル獲得は、ベナティア自身がfcbayern.deに語ったように、ピッチ内外に関わらず厳しいものとなったシーズンの報酬として相応しいものだっただろう。そしてシーズンを振り返ったベナティアの総括は、「満足できる」というポジティブなものだった。

メディ・ベナティアのインタビュー:

fcbayerm.deメディ、先日終わったばかりのシーズンで、君は初めて優勝タイトルを手に入れた。その感想は?
ベナティア:素晴らしい気持ちだ。これは僕にとって1つ目のタイトルだし、優勝するためにバイエルンに移籍したんだ。だから満足できるよ。シーズンを通して怪我に悩まされていたし、DFBポカールも手にしたかったけれどね。PK戦の末に敗退が決まるなんて、とても、とても残念だ。それでもこのシーズンは、最後のスタジアムと市庁舎バルコニーでの素晴らしい優勝祝いも含めて、僕の中で良い思い出として残るだろう。

fcbayerm.deチャンピオンズリーグも、準決勝で終わってしまったね。
ベナティア:あの敗退も、まだ完全には消化しきれていない。本当に、ベルリンの決勝まで進みたかったんだ。でもバルセロナでの準決勝1stレグの結果によって、とても複雑な状況になってしまった。ミュンヘンに来たのは、チャンピオンズリーグ優勝の力になるためでもあったから、残念だよ。

fcbayerm.deローマからミュンヘンへの移籍は大変だった?
ベナティア:大きな一歩となったよ。言葉も国も気候も、何もかもが違うから。僕と家族にとって、順応するまでは大変だった。僕たちは全く異なる生活に慣れなければならなかった。でも例えばフランク・リベリーなど、他の選手たちにとっても初めは大変だったんだ。そして今、彼らはしっかりと順応している。だから僕たちもやり遂げられると確信しているし、そうこうするうちに、大分良くなってきたよ。

fcbayern.deイタリアサッカーとドイツサッカーの違いは大きい?
ベナティア:イタリアでは、試合の戦術がより大きな要素を担っている。テンポが違うんだ。ブンデスリーガはとにかく速く、たくさん走らなければならない。それに慣れる必要があるね。それに、バイエルンでは毎試合に勝たなければならない。さもないと、すぐさま公の場で批判される。その規模は僕が知らなかったことだよ。

fcbayern.deローマでの最後のシーズンでは、ディフェンダーなのにたくさんゴールを奪っていたね(7点)。ミュンヘンでの最初の一年は2ゴールだった。この数字は今後さらに伸びていく?
ベナティア:ローマでは、ほとんどのセットプレーで僕が標的になっていた。だから、より頻繁にゴールするチャンスがあったんだ。だが、バイエルンでは違う。ここでは僕の他にもヘディングの強い選手がいる。ジェローム・ボアテング、バスティアン・シュヴァインシュタイガー、ダンテ、ロベルト・レヴァンドフスキとかね。でも、僕にってそれは問題ではない。僕はチームに貢献できている。バルセロナ戦とアウグスブルク戦でゴールを決めた。フライブルク戦はゴールとして認められなかったけどね。

fcbayern.deブンデスリーガとバイエルンは異なるが、ペップ・グアルディオラも然りだ。彼の評価するポイントはどこ?
ベナティア:ペップ・グアルディオラは、結果だけでなく内容も重要視する監督だ。彼にとっては、僕たちがたまたまのゴールで3-0で勝つよりも、しっかり良いプレーをして1-0で勝つ方がいい。彼は綺麗なプレーを要求しているんだ。特に僕たちのような守備陣には、常に高い位置にいて、ゲームに積極的に参加することを求める。イタリアでは、ディフェンダーは守備をするように指示される。ペップ・グアルディオラのところでは、ディフェンダーは守備をして、さらにゲームメイクに加わらなければならない。でも僕は好きだよ。

fcbayern.de:ミュンヘンへの移籍は、君への周囲の評価をどう変化させた?
ベナティア:故郷のモロッコからは、僕は常に応援してもらっているし、ピッチでのパフォーマンスを高く評価してくれている。ウディネーゼだろうとローマだろうと、もしくは代表としてだろうと関係なくね。バイエルンに移籍したことで、地元の応援はさらに大きくなった。たぶん皆、モロッコ人がこんなビッグクラブの一員としてチャンピオンズリーグの準決勝に出場しているのを見て、誇らしく感じているのだと思う。

fcbayern.de一年を通してずっと怪我に悩まされていたね。詳しく教えてくれる?
ベナティア:怪我を避けるためにできることは全てしている。怪我は、どんなサッカー選手にとっても悲劇的なことだからね。単純に、運が味方をしなかったシーズンだった。僕だけじゃなくて、チーム全体のね。遅い時期に移籍したことで、夏の準備期間は少し難しくなったし、コンディション不良の状態でやって来た。マンチェスターC戦でデビューしたときは、ふくらはぎに問題があり、その後は背中の痛みに襲われた。冬は筋肉系の問題に悩まされたよ。新シーズンではこれらの問題をなくして、定期的にプレーし、自分のリズムを取り戻したい。

fcbayern.deさあ、これからは休暇だ。何をする予定?
ベナティア:まずは代表チームに合流するよ。重要なリビア戦が控えているから。その後は、妻と子供たちと過ごす。今季は試合がたくさんあって、家にいないことも多かった。3日1度はバスに乗ったり、飛行機に乗ってホテルに宿泊していた。あまり家族と一緒に過ごせなかったからね。でも、これからその時間を取り戻すよ。楽しみだ。

fcbayern.de休暇中も運動はするの?
ベナティア:いつもはテニスとかスカッシュをやるね。何もしないで5キロ太って帰ってくるのはあまり好きじゃない。だから運動は止めないよ。