presented by
Menu
新加入コスタ、強烈なインパクト

コスタ旋風で「更なる瞬発力」

目標とする選手は、ゼ・ロベルト。趣味は音楽。普段は謙虚な性格で、好感あふれる心優しい好青年だが、ピッチ上では一変し、軽快でアグレッシブなプレーを得意とする。FCバイエルンに加入したばかりのダグラス・コスタは、ほんの数日間で、すでに強烈なインパクトを残している。FCBのユニフォームに袖を通してまだ一週間余りしか経っていないというのに、ブラジル人のコスタは、「ダンケ」(=ありがとう)、「グーテン・モルゲン」(=おはよう)、「シュピール」(=試合)など、片言のドイツ語もすでに覚えたようだ。

もっとも、今回のアウディー・サマー・ツアーで中国を訪れているダグラス・コスタの一番の話し相手は、言うまでもなく、スペイン語やポルトガル語で会話ができるチームメイトである。その中にはもちろん、監督のペップ・グアルディオラも含まれており、監督自ら積極的にコスタとコミュニケーションを取りながら、24歳の新加入がFCバイエルンにより早く溶け込めるよう、環境づくりに努めている。

同じブラジル人のラフィーニャによれば、「彼は、ダンテや僕みたいに、いかれてはいない」そうだ。ドイツとブンデスリーガで豊かな経験を持つラフィーニャは、コスタの世話役をかって出て、私生活をはじめ全面的にサポートしており、本日月曜の記者会見では、通訳としても力を貸してくれた。ラフィーニャは、「ドイツは、ブラジルやウクライナとはわけが違うけれど、このチームも居心地がいい、と必ずや感じることになると信じているよ」と語り「彼が、一刻も早くドイツ語をしゃべれるようになって、ここに慣れてくれることを願っている。それは、とても大切なことなんだ」と続けた。

コスタは、ピッチ内では早くもチームになじんでいる。約一週間前のテレコムカップでデビューしたコスタは、いきなりアシストを記録。自身2試合目となった中国、北京での最初のテストマッチ、対FCヴァレンシア戦でも、素晴らしいパフォーマンスを披露した。本人は「なかなか良かったと思う」と振り返り「フィットネスは既に良いレベルに達していると思う。でも、ここの新しい文化やバイエルンのレベルに慣れるには、まだ少し時間がかかりそうだ」という。

コスタは、ヴァレンシア戦では、左サイドで何度も切れ味の良いドリブルを見せ、3-1としたティアゴのゴールを演出した。キャプテンのフィリップ・ラームは、「彼は1対1に強い。アジリティーが高いし、サイドを駆け上がるスピードもある。我々の大きな力になるだろう」と確信しているようだ。ミュラーは「ダグラスは我々に更なる瞬発力をもたらしてくれる」と話し、ティアゴは、本サイトfcbayern.deでのインタビューで「彼はボールタッチが上手で、スピードもパワーも兼ね備えている。さらに人間性もこのチームにぴったりだ」と語った。まさに昔のゼ・ロベルトを思わせる選手である。