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独占インタビュー

ティアゴ:「100%元に戻った」

彼の表情は明るく、とてもリラックスしていた。それでいて、強い覚悟も伝わってきた。昼食を済ませたジャージ姿のティアゴ・アルカンタラは、とても充実した様子でfcbayern.deのインタビューの席に現れた。ブラジル系スペイン人のティアゴがFCバイエルンに加入して早2年。しかし、その約半分の期間を膝の負傷で棒に振ってしまい「かなり落ち込んでいた」そうだ。だがそんな過去については、もうあまり語りたくはないという24歳のスペイン代表は、「100%元に戻った。このチームでは大きな目標がある」と先を見据えている。

インタビュー:Thiago(ティアゴ)

fcbayern.de:「ティアゴ、中国は初めて?」
Thiago:「ええ、今回が初めてです。でも、ホテルと北京のスタジアム以外はまだどこも見ていないから、どういう国なのかは、何も分からない。唯一、人々の情熱と優しさを感じている。みな、サッカーが大好きだ、ということが伝わってくる」

fcbayern.de:「北京でも、上海でも、空港では大歓迎されていたものね」
Thiago:「ええ、すごい瞬間だった。これほどまでとは予想していなかった。空の旅を終えて、とても疲れていて、何も考えずに歩いていたら、突然何千人ものファンが目の前に現れて、ものすごい歓迎ぶりで、鳥肌が立った」

fcbayern.de:「今回の中国遠征は、新しいシーズンに向け、負担になっているのでは?」
Thiago: 「いや、とんでもない。もちろん自宅にいる方が楽だろうけれど、我々は世界のトップクラブ、こうしたツアーも付き物だからね。今週は、少し体力を消耗するかもしれないけれど、ミュンヘンに戻れば、数日のうちに忘れてしまうさ。どうってことない」

fcbayern.de:「FCバイエルンに加入してから3シーズン目がスタートする。プレシーズンの初日から練習できたのは、今回が初めてになるけれど、その感想は?」
Thiago:「素晴らしい! これまでバイエルンで過ごした時間は、決して簡単なものではなかったからね。膝の負傷による長期離脱では、かなり落ち込んでしまった。ほぼ1年間も棒に振ってしまったのだから。自分としては、今、まるでバイエルンに来てから2シーズン目であるかのような気持ち。自分は100%元に戻ったし、このチームでは大きな目標をもっている」

fcbayern.de:「今のプレシーズンで、重点的にやっていることを教えて欲しい」
Thiago:「今はまず、体力作りに励んでいる。自分はすでに2週間以上トレーニングしているけれど、中には合流して数日目の選手もいる。彼らは、これからは少しキツいトレーニングもすることになるのじゃないかな(笑)。中国遠征が終われば、あとは細かい点を徐々に磨き上げていくことになる。ヴォルフスブルクとのスーパーカップ(8月1日)まで、もうあまり時間もないしね」

fcbayern.de:「今季の個人的な目標は、ずばり?」
Thiago:「自分は、この素晴らしいチームの持ち駒の一つにしか過ぎない。個人的な目標など、どうでもいい。FCバイエルンが試合に勝って、タイトルを取るために、自分はここに来ている。みんなで全力で(タイトルを)奪いにいくつもりだ。もし、チャンピオンズリーグの優勝杯をミュンヘンに持ち帰ることができたとしたら、夢が一つ叶うことになるけど」

fcbayern.de:「ミュンヘンといえば、住み心地はどう?」
Thiago:「ミュンヘンには、私も妻もほれ込んでいる。ミュンヘンには、欲しい物が全て揃っている。それでいて、多くの湖や公園もある。満喫しているよ」

fcbayern.de:「昨日の土曜には、中国遠征の最初の試合が行われ、新加入のダグラス・コスタも好印象を残していたね。ホテルではよく彼と一緒にいるようだけれど、FCバイエルンの新加入はどんな選手?」
Thiago:「とても、とても素晴らしい選手さ。ダグラスの加入でオプションが増えた。ボールタッチが巧く、スピードとパワーもある。また彼の人間性も、このチームにはぴったり合っている。みんなで手分けして、彼が一刻も早くチームになじめるよう、努力している」

fcbayern.de:「北京では、歌手デビューを飾ったね。カラオケでは、ラフィーニャとのデュエットが話題になっていたけれど、どちらの歌声の方が通っていた?」
Thiago:「それは、聞いた人が決めることでしょ(笑)。まあでも、ラファの方がちょっぴり上じゃないかな。そのかわり、ダンスなら、僕の方がうまいけれど。とにかく楽しかったよ」