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フィリップス

アリアンツ・アレーナに新照明システム導入

今週金曜日のハンブルガーSVとのブンデスリーガ開幕戦(日本時間翌日3時30分キックオフ)で、アリアンツ・アレーナが新たな色で輝くことになる。FCバイエルンの公式照明パートナー、フィリップス(PHILIPS)とともに水曜日の晩、新照明の落成式が行われた。

FCBマーケティング部長のアンドレアス・ユングは水曜日のプレゼンテーションの中で、「目的は、アリアンツ・アレーナの唯一無二の建築様式をさらに広めることだった」とコメント。これまでアレーナの表面が放てる光は3色までだった。しかし今回、フィリップスの革新的なシステムを導入したことで、将来的には1.600万色の光を放てるようになる。「表面をダイナミックに公演できるようになる。これは特別なことだ」とユング。

アリアンツ・アレーナはこの新照明システムにより、表面をLED照明で覆う欧州最大の、そしてドイツ史上初のスタジアムとなった。従ってそのスケールも壮大で、外面の菱形の特殊フィルムに使われるLED照明の数は30万個以上、面積にして2万6000平方メートルにも及ぶ。さらに、この新しいテクノロジーのおかげで60%以上の消費電力削減と年間362トンのCO2 排出量削減を実現した。

この新照明が公開されるのは、ブンデスリーガが開幕する金曜日となる。ユングは「我々のファンは、2015-16シーズン用の新照明をライブで体感するだろう。さらに、フィリップスの協力で、アレーナ内の照明効果を利用し、ゲームのダイナミックさも強調する」と報告。アウディカップ2015のときも、すでに外壁の屋根部に効果照明が周回していた。これが今後、試合日に活用され、観客席でウェーブが起きたときやゴールが決まった瞬間などに赤と白で照らされる予定だ。

フィリップスの照明事業部責任者ロジャー・カルナー氏は、「試合の前後や試合中など、この新たな照明がアリアンツ・アレーナでの体験をより感情的なものにしてくれる。ファンとテレビを通して観戦する人たちも、唯一無二の雰囲気を味わうことになるだろう」と語った。アリアンツ・アレーナ・シュターディオン株式会社のユルゲン・ムート社長も、「地元サポーターに加え、国際大会時に集まるファンやクラブにも、フィリップスの照明が、ここがドイツ王者のホームだということをはっきり示してくれる」と喜びを表した。したがって今後、ホームとアウェイの試合日に、外面が赤か白の新たな輝きを放つことになる。

65.000個のライトと5.000mのケーベル

フィリップスの新システムは、その持続性と収益性の面で技術革命を起こした。今回使用されたLEDは従来の蛍光灯に比べ、60%以上の消費電力削減と年間362トンのCO2排出量削減を実現。さらにLEDの寿命は、照明維持に発生する工数の平均8万時間に相当するため、メンテナンスコストと運用コストの大幅な削減に繋がる。また、システムの耐久性も大幅に向上し、最大-50℃という極端な気象条件の下でも使用可能となる。

このシステム変更自体は、2014年10月に決定していた。建設作業員が、場所によっては25mという高さまで登り、カラーグレーズ(屋外で使用可能なフルカラーのリニアライト)照明を6.500個以上取り付けた。消費された材料の合計は45トン以上。うちデジタル操作のために、7,5km以上にわたりハイテクライトとケーブル5.000mが使用された。