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「別世界」

デビューを飾ったキミッヒ「楽しかった」

他の選手がすでにトレーニング場に集まる中、ヨスア・キミッヒが遅れて姿を現した。ペップ・グアルディオラも一緒だ。8月10日(月)の朝にパフォーマンスセンターの上階で行われた個別ミーティングが、少し長引いたのだ。話すべきことはたくさんあった。キミッヒの夢が日曜日の午後に叶ったばかりとなれば、それも当然だろう。20歳の有望な選手はネッティンゲンとのポカール戦で、FCバイエルンとしての初めて公式戦に出ただけでなく、先発デビューをも果たしたのだ。

キミッヒは3-1で勝利したネッティンゲン戦を振り返り、「僕たちにとってベストの試合とはいえないけれど、それでも楽しかった。それに先発として最初から試合に出られて嬉しかった」とFCB.tvに語った。U21ドイツ代表である同選手の話し方はまだ少しシャイな印象を与えるが、しかしまさにそこに、このロットヴァイラー(バーデン・ヴュルテンベルク州)出身の青年の持つ感じの良さも現れている。

ライプツィヒから新加入したキミッヒは、「一歩ずつトップレベルに近づいていくために、可能な限りたくさん学び続け、順応するつもりだ」と謙虚な姿勢を示す。キミッヒはすでにアウディ・カップ準決勝のACミラン戦でグアルディオラの信頼を勝ち取り先発出場を果たしたが、大腿部打撲のために早い段階での交代を余儀なくされていた。しかしその5日後には回復し、カールスルーエのヴィルドパルクシュターディオンでアルトゥーロ・ビダルと共にボランチを務めた。

「信頼してもらっている」

グアルディオラもキミッヒには期待をかけているようで、すでに現時点で「キミッヒはバイエルンのために多くの試合に出場するようになるだろう」と確信している。そしてキミッヒはもちろん、この監督の言葉を嬉しく思っている。同MFは「信頼してもらっているとわかるから、より一層ハードワークへのモチベーションが上がるよ」と言う。同選手は自分の現状をきちんと把握しており、「僕はまだ、選手人生のスタート地点に立ったばかりだ。何もしないうちにご褒美がもらえることはないとわかっている」と今後へのやる気に満ちている。

キミッヒは、試合に出られる毎分毎秒を嬉しく思うと力を込めて語る。同選手は「僕がバイエルンのレベルに慣れるまでに、まだ時間が必要だろう。全ての試合、全てのトレーニングが僕にとっては勉強だ。ここには世界クラスの選手しかいない。よく観察すれば、チームメイト全員から学ぶことができる」と意欲的だ。しかし、古巣のライプツィヒとはまったく比較をするつもりはないという。キミッヒ曰く、その理由は「単純に、まったく別世界だから」だそうだ。