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「どこか特別なもの」

レアルとの決勝戦を待ちわびるバイエルン

観客によるウェーブがスタジアムを漂い、ファンは“スーパーバイエルン”に大歓声を送る。そしてピッチ上の選手たち自身も、試合を大いに楽しんだようだ。ACミランに3-0(1-0)で勝利したアウディカップ準決勝の後、トーマス・ミュラーは「僕たちはすごくいいプレーをしたと思う。大満足だ」と試合の感想を述べ、監督ペップ・グアルディオラも同様に、「大変満足している。今日は良くやった」とポジティブなコメントを口にした。

名声の高いイタリアのチームを相手に得点したのは、フアン・ベルナト(23分)、マリオ・ゲッツェ(74分)、そしてロベルト・レヴァンドフスキ(85分)だ。バイエルンが完売のアリアンツ・アレーナで行われたおもしろい試合の支配を握っていたことは、シュート本数22:4、センタリング22:4、そしてコーナーキック13:0という統計からも見てとれる。ミュラーは「僕たちにはたくさんのチャンスがあった。素晴らしいサッカーができたよ」と自身とチームを称えた。

クロースと再会

FCバイエルンは水曜日の夜(現地時間20時45分)、他ならぬレアル・マドリードと対戦する。レヴァンドフスキは「僕たちにとって、そして観客にとっても良い一戦になることは間違いない」と確信している。それにはミュラーも「試合を楽しみにしている。まだ準備期間ではあるが、トップゲームだ」と同意する。そんな同選手が特に待ちわびているのが、元バイエルン選手のトニ・クロースとの再会だ。ミュラーは「ぜひ彼の目の前で一発決めたいね」と言うと、にやりと笑った。

上機嫌のバイエルンだが、ただ1人、この晩を苦痛で終えた選手がいる。それはヨスア・キミッヒだ。同選手は試合開始から21分、大腿部打撲のために交代を余儀なくされた。グアルディオラは「キミッヒは明日プレーできない。とても悲しく思う」と報告した。キミッヒは、ピッチの上で全力で戦うチームメイトを観客席から見守ることになる。レアル・マドリードとの対決は、ラーム曰く「どこか特別なもの」だ。同選手は「このような大会では、勝ってピッチを後にしたいものだね」と、対戦に向けての決意を述べた。