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「素晴らしい結果」

成功への前兆を見たバイエルン

金曜日の晩、完売のアリアンツ・アレーナでは集まった75.000人の観客の大半が、「スーパー・バイエルン、スーパー・バイエルン、ヘイ、ヘイ」とリズムよく唱えていた。83日ぶりに、25度目のリーグ優勝を祝ったその場所で、ブンデスリーガ新シーズンの開幕とともにバイエルンがサポーターをパーティーモードへと変えさせた。そして、あらゆる状況下でもハンブルガーSVを上回り、5-0という大勝を収めた。しかも、5点差で開幕戦に勝利したのは、2002年以来の出来事であった。

アリエン・ロッベンは試合終了後に、「初戦で5-0は卓越している。こんなスタートを切れるのは、もはや前兆だ。これが僕たちのやりたかったこと。他のチームに対しても同じ」とコメント。また、トーマス・ミュラーも「今日の結果は、素晴らしいチームプレーがもたらしたもの。素晴らしい結果だ」と述べ、目標のリーグ4連覇に向けて好スタートを切ったことに対して喜びを示した。

我慢が報われた

完全に引いて守るという戦術を貫いてきたハンブルガーに対して、バイエルンは前半のチャンスメイクにおいて、明らかに苦戦を強いられていた。フィリップ・ラームは「ゴールから30m以内に11人を配置されたら、簡単ではない」と分析。代表取締役社長カール=ハインツ・ルンメニゲも、「6人で最終ラインを形成していたときもあったくらいだ。そういうときは我慢しなければならない。でも、チームはよくやったよ。後半はゴールを決めた」とゲームを振り返り、選手たちを称賛した。

先制点は、セットプレーから生まれた。27分、フリーキックにメディ・ベナティアが飛び込み、今季最初のゴールを決めた。そしてハーフタイム中に、ラーム曰く「修正点を確認した」したバイエルン。すると後半、少しずつ疲れが見えてくるハンブルガーを徐々に攻略。そしてロベルト・レヴァンドフスキ(52分)とミュラー(69、72分)がリードを広げると、最後に新戦力のダグラス・コスタ(87分)がネットを揺らし、順当な勝利を飾った。

まだ伸びしろがあるFCB

この日ハンブルガーは、GKレネ・アドラーが何度か見せた好セーブのおかげで、さらなる大敗だけは避けることができた。同守護神は、「ミュンヘンにはあまり来たくない。ここでは波が押し寄せてくる。容赦なしにね」と、バイエルンの攻撃力について本音を吐露漏。確かに、バイエルンの試合全体のシュート数が23本、後半だけで14本のシュートが放たれ、ボール支配率は77%に達していた。

試合後の選手たちからは、安心感はうかがえたが、喜び過ぎている感じは一切なかった。「特に印象的だったのはメンタリティーだ」と振り返るミュラー。「ホームでハンブルグに2-0でリードしていて、そこからさらに5点目まで決める。近年もタイトルを獲得しているにも関わらず、僕たちは継続している。今までにないほどモチベーションが高まっているし、だからこそ継続していく」。だがもちろん、ボアテングが「全ての分野においてさらなる磨きをかける」と話すなど、慢心にも注意を払っている。

「全員が100%の状態なら、非常に強いチームだ。当然タイトルを狙わなければならない」。まだ優勝を語るには時期尚早だが、見事な開幕戦勝利のおかげで、「一歩先に進んだ。これからも前進していく。そうすれば首位に立てるだろう。そこを目指していく」と、ミュラーも今後の道のりを見据えた。