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ピレウスでCLスタート

「壮大な雰囲気」を楽しみにするFCB

ドイツマイスターのFCBは水曜日の夜、チャンピオンズリーグでは初めて、ピレウスでの試合に臨む。アテネに近いこの港町とミュンヘンを直線で結ぶと1,500kmの距離となるが、この2つの市は意外にも、様々な縁で結ばれているようだ。

例えば、バイエルンという地名の綴り。BaiernではなくBayernとY を用いるが、これは今から約200年前(1825年)、当時のバイエルン王ルートヴィヒ1世が、ヘレニズム文化へのオマージュとして政令で定めたことによる。またその数年後には、彼の息子オットーが初代ギリシャ国王となった。アテネ中心地に立てられた彼の宮殿は、現在ギリシャ議会議事堂となっているが、フリードリッヒ・フォン・ゲルトナーの設計によるものだ。そして同建築家の手がけた建造物は、ミュンヘンにも存在する。中でも有名なのは凱旋門と大学、そして将軍堂だろう。だが、両市の縁を歴史に探すのはここまでとしよう。

現代にも、バイエルンとギリシャを繋ぐものはある。それは例えば、FCBのCBジェローム・ボアテングだ。同選手はマンチェスター所属時代に1度、ギリシャでの試合(2011年2月のアリス・テッサロニキ戦、0-0)を経験しており、水曜日の対戦がどのような雰囲気になるのかわかっている。ボアテングはアテネに向かう前日の月曜日、「90分間全力で臨む!向こうのファンは休みなく歌い続け、自分たちのチームを鼓舞し続ける。とても熱狂的な雰囲気になるだろう」と語った。

「対抗しなければ」

かつてアリス・テッサロニキの監督(2009年)だったマジーニョを父とするチアゴも、「壮大な雰囲気」を予期しており、「ファンはチームのために全てを懸ける。南米と同じだ」と考えている。FCBの選手のうち、これまでにオリンピアコスFCと対戦したことがあるのはシャビ・アロンソ、マリオ・ゲッツェ、ロベルト・レヴァンドフスキ、そしてアルトゥーロ・ビダルだ。ギリシャの連勝チームに対する彼らの戦績は、0勝4敗1分けとなっている。

これはつまり、ホーム戦におけるオリンピアコスの圧倒的な強さを示している。同クラブはCLホーム戦における直近6試合で勝利しているが、その中にはアトレティコ・マドリード、ユヴェントスFC、マンチェスター・ユナイテッドとの対戦も含まれている。ボアテングは「オリンピアコスにとって、重要な試合となる。とてもアグレッシブなプレーをし、全力で挑んでくるだろう。僕たちもしっかりと集中して対抗しなければならない。開始直後から、勝利への意思を示す必要がある」と、対戦相手を決して侮らないようにと気を引き締めた。

チアゴは、CL初戦を勝利で飾れば「大きな一歩」になると断言し、「僕たちはFCバイエルンだ。チャンピオンズリーグのアンセムを聞きたい。この特別な試合に対してやる気は十分だ」と、水曜日の夜が待ちきれない様子を見せている。同選手はFCバルセロに所属していた2010年11月に、パナシナイコスFCとの試合のためにアテネを訪れた。当時起用はされなかったものの、3-0の勝利を手に帰路についている。