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「要注意」

グアルディオラ、ダルムシュタットは「やり辛い」

今週のFCバイエルンは、懐かしい対戦相手と立て続けに試合をする。 16日(水)の夜、ギリシャで行われたオリンピアコス・ピレスとのチャンピオンズリーグ開幕戦は、実に32年ぶりの対戦カードとなった。明日に控えているSVダルムシュタット98(現地時間15:30時キックオフ、FCB.tvのライブティッカーおよびウェブラジオにて放送予定)とのアウェイマッチも、なんと1981年8月以来、34年ぶりの対戦だ。

これがどれほど昔の話であるかは、現所属選手の年齢層をもとに考えてみるとよく分かる。2-1で制したこの試合(クルト・ニーダーマイヤーとディーター・ヘーネスの得点)が行われたとき、FCバイエルンの現メンバーの中で、この世に生まれていたのはシャビ・アロンソとトム・シュタルケの2名だけだ。対するダルムシュタットには、当時生まれていた選手は一人もいない。実に久しぶりの対戦カードであることはお分かりいただけたと思うが、何よりも重要であるのは、明日のダルムシュタット戦が「非常に難しい試合になる」(グアルディオラ)という点だ。

ダルムシュタット、いまだ負け無し

バイエルンの総監督は「次の対戦相手は非常にやり辛いサッカーをする」と語り、ヘッセン州のこのチームを「彼らの質は特別。非常に良い仕事をする」と褒めちぎった。グアルディオラによれば、ダルムシュタットのスタイルは他と比べると「根本的に違っている」そうだ。それだけに「ダルムシュタットに合わせる必要がある」とグアルディオラは要求し、「要注意」だとチームに呼びかけた。伝統あふれるダルムシュタットのベッレンファルトア・スタジアムで行われるバイエルン戦は、数週間前にはチケット完売。当日は17,000人のサポーターで埋め尽くされる予定だ。

リリー》(ワッペンのデザインのユリの花にちなんだダルムシュタットの愛称)のディルク・シュースター監督は、昨シーズン、ブンデスリーガ1部昇格を決めてから常に「ダルムシュタットがブンデスリーガだなんて、何かの間違いだろう」と謙虚に言い続けて来た。経済面でも、また人員面でも、他クラブに大きく引けを取るダルムシュタットだが、ここ数年で4部リーグから昇格を繰り返し、ついにブンデスリーガにたどり着いた。彼らの勢いは今年も留まることを知らず、今季も開幕以来いまだ負け無し。先週末には、バイエル・レーヴァークーゼンを1-0で下し、ブンデスリーガでの33年ぶりの勝利を飾った。そんな彼らのサッカーは、グアルディオラによると「あっと言わせるプレイ」だそうだ。

ダルムシュタットの「大きな挑戦」

「約1年半前からここ(ダルムシュタット)は幸福感の絶頂に包まれている」というシュースター、この雰囲気を明日土曜の試合にも持ち込みたいそうで、「とてつもなく尊敬しているが、畏怖しながら試合に入るつもりもない。我々の道徳ともいえる、熱いハート、情熱、運動量といった長所を前面に出して戦う」と語り、さらに「ドイツ最強の、世界最強であるかもしれないチーム」を相手に「良い試合をして、ほんの少しでもかまわないから彼らを困らせたい」と宣言した。とはいえ現役時代はディフェンダーとして活躍したシュースターも、「大きな挑戦。とてつもなく難しい試合になる」ことは百も承知している。

シュースターは、ほぼフルメンバーでこの試合に臨むことができが、一方のグアルディオラは、ブンデスリーガ第5節を戦うメンバーをまだ決めていないようだ。3-0で勝利したオリンピアコス戦で軽症を負ったロベルト・レヴァンドフスキ、アルトゥーロ・ヴィダル、シャビ・アロンソを控えに下げる可能性を踏まえて「重傷ではないが、明日の試合でプレイできるかどうかは分からない」と語った。