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「大事な一歩」

レヴァンドフスキのゴールラッシュはFCBの元気の源

ここ最近のバイエルンの試合は、見る者を実に楽しませてくれる。というのも、ダルムシュタット戦では3-0、ヴォルフスブルク戦では5-1、マインツ戦では3-0、そして昨夜のチャンピオンズリーグの対ディナモ・ザグレブ戦では5-0と、ゴールラッシュが続いているからだ。 毎年の恒例行事であるオクトーバーフェストの訪問にとり、まさにこれ以上ないタイミングであるといえる。「もちろん、記憶が飛ぶほど飲むような真似はしない。そんなことは、これまでも一度もなかったし」とトーマス・ミュラーは語りながらも、「それでも、今日の午後はビールが進むことは間違いないだろう」と明かしてくれた。

ザグレブ戦を制して公式戦10連勝を飾ったバイエルン、これくらいのご褒美をもらってもよいのでは。バイエルンは今まさに絶好調。「調子がいい」とペップ・グアルディオラも自認するほどだ。FCBの快進撃を支えているのが、他ならぬロベルト・レヴァンドフスキである。ヴォルフスブルク戦で前人未到の5ゴールを叩き出したレヴァンドフスキは、続くマインツ戦でも2ゴールを奪い、昨夜のザグレブ戦ではハットトリック(21分、28分、55分)を達成した。彼にその秘訣を尋ねると「まだまだハングリー、ただそれだけ」とシンプルな返事が帰って来た。

この3ゴールにより、レヴァンドフスキは、ブンデスリーガ、欧州選手権のユーロ予選のだけでなく、チャンピオンズリーグでも、得点ランキングの首位に躍り出た。信じられない! ミュラーは「ずっと今の調子でいってくれたら、チームにとっては最高だね。引き続き良いポジションで彼にボールを回せるよう、頑張らないと」と語っている。ミュラーとシャビ・アロンソは、今週末に行われるブンデスリーガの大一番、対ボルシア・ドルトムント戦に備え、ザグレブ戦はベンチスタート、後半途中からの出場となった。

オクトーバーフェストの次はドルトムントとの「頂上対決」

彼らが試合に出場した時間帯には、ザグレブとの勝負はすでについていた。というのもFCBは、前半だけで、ダグラス・コスタ(13分)、マリオ・ゲッツェ(25分)、さらにはレヴァンドフスキの2得点と、勝利への布石を打っていたからだ。最近の試合では、後半に入ってから得点するケースが多かっただけに、ミュラーは「前半を4点リードで終えられるのも、たまにはいいね」と語り「今日の試合はいつもと逆。前半が良くて、後半が少し落ちたかな」と総括した。

いずれにせよ、チームが「良いパフォーマンス」(グアルディオラ)を発揮し、クラブ史上最高のスタートダッシュでチャンピオンズリーグシーズンを迎えたことは確かである。オリンピアコスを3-0で下し、ザグレブには5-0、「これ以上はない」とミュラーも好調な滑り出しを喜び「この2勝は非常に大事な一歩となる」と強調した。現在バイエルンは、勝点6でグループFの首位に立っているが、いまだ勝点の無いFCアーセナルとの次の2連戦で、うまくいけば早々と決勝トーナメント進出を決めることもできる。

スペイン人の名将も、これに関しては「正しい道を進んでいる」と評価する一方で、ディナモ・ザグレブ戦を基準とすることは許されない、とも語っている。その理由の一つは、今週末に控えている、ブンデスリーガで2位につけているドルトムントとの対戦だ。ミュラーが言うように「正真正銘の頂上対決。ドイツ中のサッカーファンが日曜日を待ちわびている」のは間違いない。それまでの数日間、チームはリカバリーとトレーニングに励むことになるわけだが、とりあえず今日のところは、オクトーバーフェストで乾杯だ!