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11連勝なるか!?

フランクフルト戦を前にグアルディオラ「完璧は存在しない」

 火曜日の晩はヴォルフスブルクでカップ戦、水曜日は少し休んでからミュンヘンに飛行機で帰還、そして木曜日に最終調整。ブンデスリーガを戦うための理想の準備とはかけ離れたスケジュールだ。それでも、バイエルン・ミュンヘンが金曜日(現地時間20時30分キックオフ)のアイントラハト・フランクフルトとのアウェイ戦で目指すのは、開幕からの11連勝とともにその連勝記録を更新することだ。

 ペップ・グアルディオラ監督は、「ビッククラブは常にイングリッシュウィーク(=1週間に2試合組まれる週の意)をこなさなければならない。メンタルの準備が整っていれば、肉体的な準備も整っていることになる」と述べ、言い訳をするつもりが一切ないことを強調した。今回バイエルンは、例外的に試合当日にミュンヘンから敵地フランクフルトへと向かうことになる。指揮官はその措置の理由として、「そうすれば、全員が今晩を家族と過ごすことができる」と説明。そして「問題ない。キックオフが遅いときはバルセロナでも必ずそうしていた」と不安を一蹴した。

 対戦相手のフランクフルトは、ミッドウィークに行われたDFBカップ2回戦で3部のエルツゲビルゲ・アウエと対戦し、痛恨の大会敗退を強いられた。さらに、ここ数年のバイエルンとの対戦成績もいいとは言えない。まず、直近6試合はすべてバイエルンに軍配が上がっている。しかもすべて無失点。また、現在の調子もバイエルンに追い風となるだろう。特に1-3で勝利したヴォルフスブルク戦の前半のパフォーマンスは圧巻だった。

 グアルディオラも「とても満足している。トップレベルのプレーができている」と絶賛。それでも油断は一切見せず、「小さなディテールは改善しなければならない。完璧は存在しない」と述べ、「後半は簡単なボールロストがあった。これは世界最高のチーム相手のときは大きなリスクになる」と気を引き締めた。

ベナティアがオプションに

 フランクフルトが、グアルディオラの言う『世界最高のチーム』に数えられることはないかもしれないが、アルミン・フェー率いる同チームは決して片手間で倒せるような相手でもない。「彼らはホームだと非常に安定していて強い」と分析し、さらに予想外のカップ戦敗退が「モチベーションの向上」に繋がると予想した。

 また、選手層に関しての新しい情報は少ない。メディ・ベナティアがここ数日再びチームに合流し、先発メンバーのオプションに入ったことが唯一の朗報だ。そして、マリオ・ゲッツェ、フランク・リベリー、セバスティアン・ローデ、フアン・ベルナトは引き続き離脱が続く。とは言え、基本的には状況は確実に上向きに転じている。従って、グアルディオラも先をポジティブに見据えており、「調和とチームスピリットを保つことができれば、どの大会も最後まで戦うことができる。その点においては100%確信している」と自信を覗かせた。

 しかし一方では、現段階でリーグ優勝を考えてしまうことに対して警戒心も示している。「10試合すべてに勝利しているが、それでも勝点差は7しかない。これが我々の対戦相手の強さを物語っている」とコメントし、「信じてくれ。10月に優勝したチームはまだ存在しない。今のところ非常によくやれているが、シーズン後半はレヴァークーゼンやドルトムント、ヴォルフスブルクとアウェイで戦わなければならない」と冷静に現状を見つめた。そして今節も例外ではなく、きちんとした準備ができていないまま、フランクフルトへ向かうことになる。

アイントラハト・フランクフルトの情報

欠場する選手:キッテル(基礎トレ中)、アンデルソン(リハビリ中)、バライェフ(歯の手術)

アルミン・フェー(監督)「もちろん勝ちたい。だが、現時点ではそこまで現実的ではない」

マルク・シュテンデラ(ハノーファーとのアウェイ戦で2得点)「バイエルンを止めるのは難しい。だが、僕たちに失うものはない。単純に楽しんで臨み、あまり深く考えすぎないでシンプルにサッカーをするのがいいと思う。バイエルンは、どの選手が出ても力が変わらない。それが彼らの強さの主な要因だ。彼らには数え切れないほどの強みがある」