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1位対2位

FCB、「非常に面白い対戦」を心待ち

最大の見せ場は、最後までとっておくもの。明日日曜夜、16日間にわたり開催された第182回ミュンヘン・オクトーバーフェストが閉幕する。オクトーバーフェストの会場であるテレーズィエン・ヴィーゼから11キロほど北に位置するアリアンツ・アレーナでは、ほぼ同時刻に、FCバイエルンは、今季最初の《エングリッシェ・ヴォッヘ》(「イングリッシュ・ウィーク」週末と週半ばに2試合が組まれる過密スケジュールの週のこと)で、クライマックスを迎えることになる。ここ数年は、ドイツサッカー界の両雄の名を欲しいままにしている、レコルトマイスターとボルシア・ドルトムントとの直接対決だ。この第8節の頂上対戦のキックオフは、現地時間の午後5時半である(ライヴティッカーおよびFCB.tvのウェブラジオで放送予定)。

「間違いなく非常に面白い試合になる」とトーマス・ミュラーは2位との直接対決を前に予想している。さらにミュラーは「ファンも心待ちにしている。メディアの注目を集めるだけでなく、ドイツ中のサッカーファンが日曜日を楽しみにしている。今年は最初から競り合っているからね」と続けた。FCBは、勝点で4点差をつけリードしてはいるものの、ミュラーによれば「日曜は熱戦となる」こと請け合いだ。

レヴァンドフスキ、今の調子を維持したい

ミュラーのチームメイトのロベルト・レヴァンドフスキも、古巣との対戦に燃えている。「我々にとり、とても重要な試合となる。私個人にとっても、もちろん普通の試合とは違う。ドルトムントでは、素晴らしい4年間を過ごし沢山のゴールと幾つかのタイトルを獲得した。FCバイエルンに移籍し、すでに1年経ったが、言うまでもなく、勝つのが我々であることを願っている。」ここ3試合で10ゴールを記録し得点ランキングの首位に立つレヴァンドフスキは、ドルトムント戦でも、今の調子を維持したいという。

FCBが29日(火)にチャンピオンズリーグでディナモ・ザグレブ(5-0)と対戦した一方で、ドルトムントは1日(木)にヨーロッパリーグでPAOKサロニキ(1-1)と対戦したばかり。ジェローム・ボアテングも「大量リードのおかげで、週末のドルトムント戦に備え、力を少し抜いてプレイすることができた」と、前半で4点をリードしていたクロアチア王者との対戦を振り返った。明日の対戦では、ドルトムントよりはましなコンディションで臨めるはずだが、ペップ・グアルディオラ監督の意見は違う。彼は「いざバイエルン戦となると、どのチームも例外なくコンディションがベストになる。日曜のドルトムントも、間違いなくベストな状態で臨んでくる」という。

ドルトムント、14試合連続無敗

たしかにドルトムントも、ヨーロッパリーグには主力5人を帯同しなかったばかりか、現地の試合でも数名を温存していた。パッとしなかった昨シーズンからトーマス・トゥヘル新監督の下で見事完全復活を遂げたドルトムントは、現在公式戦14試合連続無敗中だ。彼らが胸を張ってミュンヘンに乗り込んでくることは、トゥヘル監督の「この日曜に限っては、我々はベストゲームをするつもりでいるし、その自信もある」というコメントからも窺える。

ゴンサロ・カストロも「日曜には良い試合をして、できれば勝ちたいね。面白い試合になると思うよ。彼らは最終ラインを押し上げてくるだろが、それはこちらにとっては良いことだ」と語った。グアルディオラによれば、ドルトムントのプレイスタイルは、ここ数ヶ月で変化しているという。代名詞である攻撃への素早い切り替えに加え、最近では「ボールを支配するポゼッションゲーム」もお手の物だという。そのためドルトムントは「今まで以上に試合をコントロールできる」ようになっているとFCBの監督は分析する。

今季まだ無敗であるのはこの両チームのみ。その両雄の対決が面白い試合になることは疑いようもない。このカードがスコアレスドローに終わったのも、さかのぼれば、すでに8年も前の話だ。この勝敗で優勝争いが決まるわけではないが、FCBは勝点差を7に開くことができる。ミュラーもそれを踏まえて「(勝点差7は)良いリードだ。クリスマスまでの期間を優位に戦えるだろう」と語っている。