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会員数270,329人!

社団法人FCバイエルンが、「立派な業績」を発表

 金曜日晩の年次総会では、株式会社FCバイエルン・ミュンヘンだけでなく、社団法人FCバイエルン・ミュンヘンも「立派な業績」を発表した。会長のカール・ホプフナーは「人気は止まるところを知らない」と、今や会員数が270,329人(昨年は251,315人)に達したことを報告し、アウディ・ドームはどよめきに包まれた。ホプフナーは、「昨年、我々は世界最大のスポーツクラブであると皆さんに誇りを持ってお伝えしたが、それは今年も変わらない」と力強く述べた。

 この膨大な会員数により、社団法人FCバイエルンは昨年度(2014年7月1日から2015年6月30日まで)、前年比27%増となる1,150万ユーロの収入を得た。第1副会長のルドルフ・シェルスは、「親愛なる会員の皆さん、我々のクラブを経済的に支えているのは皆さんなのです」と強調した。経済分野における主な収入源は例年通り、株式会社FCバイエルン・ミュンヘンの配当金(675万ユーロ)だ。また自己資本額は8,173万7千ユーロ(昨年度7,043万3千ユーロ)に増え、クラブに「96.9%という記録的な自己資本率」(シェルス)をもたらした。

 社団法人FCバイエルンは最終的に1,130万ユーロという総残高額を記録し、シェルスは「我々はこの12カ月の事業を、誇りと自信をもって振り返ることができる。社団法人FCバイエルンは大幅な業績アップを果たし、相当な蓄えを積み立てることができた」と報告した。同氏によると、利潤は全て「我々の新しいスポーツ施設」に投資され、FCBは「これにより、未来のスター養成のための基盤を作り上げることができる」。

「更なる道標」

 そのインゴルシュテッター通りに建設中の育成部門パフォーマンスセンターを備えた新スポーツ施設について、詳細を説明したのはホプフナーだ。ゼーベナー通りの施設の4倍である38ヘクタールの敷地には、サッカーフィールド8面、大体育館、そして施設の「核」となるサッカーアカデミーなどが建設される。建設費用は約7千万ユーロで、2017-18シーズンの開幕までに完成予定だ。ユースチームとアマチュアチームの新たなホームとなるこの施設について、ホプフナーは「我々のクラブ史にとって更なる道標になると確信している」と断言した。

 アマチュア部門(シニアサッカー、審判、ハンドボール、ケーゲル、卓球、チェス)の発展について発表したのは、社団法人FCバイエルンの第2副会長であるProf. Dr. ディーター・マイヤーだ。マイヤーは全ての部門における育成世代の活躍を特に強調し、更に今年も再び、男子・ブリッツ(早指しチェスの一種で、持ち時間は5分程度)でのドイツ優勝や早指しチェスでのアニタ・シュタングルのドイツ優勝など、数多くのタイトル獲得を報告した。また同氏は、既に今シーズンで「13個目のタイトルをゼーベナー通りにもたらした」シニアサッカーの注目すべき成功も忘れずに称賛した。

チェスとユース・バスケットボールでドイツ優勝

 マイヤーは「すべての部門がFCバイエルンであるというアイデンティティを無条件に持っていることに感心し、高く評価している。我々はサッカー部門だけでなく、アマチュア部門も誇りに思っている」と語った。既にアマチュアでなくなったのはバスケットボール部門で、2014年7月1日よりFCバイエルン・ミュンヘン・バスケットボール有限会社を名乗っている。シェルスは「我々はこれにより、飛躍的な発展を遂げた」と言い、バスケットボールの年度残高額が26,000ユーロに上ったことを報告した。

 FCバイエルンのバスケットボールは昨シーズン、スポーツ面においても大きな成功を収めており、特にユース部門にとっては「設立以来最も栄光に輝いた一年」(シェルス)となった。その中でもU19とU14は、それまでFCBバスケットボールのどのユースチームも手にしたことのないドイツ優勝を成し遂げた。またシェルスは、国内優勝をかけた最後の一戦で敗れたものの、プロ男子バスケットボールも「我々のクラブの特色をこれ以上なく体現してみせた」とし、スヴェティスラフ・ペシッチ監督率いる同チームが今シーズンも「我々に更なる喜びをもたらすだろう」と期待を寄せ、報告を締めくくった。