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敵地でシャルケと対戦

負けなし記録更新を目指すバイエルン

 今年もラストスパートに差し掛かり、2015年最後の代表ウィークを終えたFCバイエルンの選手たちが土曜日、冬休み前の最後の頂上決戦に臨む。ウィンターブレイクまでの4週間でバイエルンに残された試合は8つ。その8試合の最初に待ち構えるのが、FCシャルケ04という難敵とのアウェイ戦だ。

 バイエルンの主将フィリップ・ラームは、現在5位のシャルケ戦を前に「シャルケはまだ上位に位置している。だから、これは頂上決戦だ」と語気を強めた。もちろん、バイエルンの目標は、ここまでキープしている「無敗」という記録を冬休みまでの全試合で守りきり、首位として後ろを追いかけるチームとの差をさらに広げること。ラームも、「一つだけはっきりしている。僕たちは、勝点3を得るためにゲルゼンキルヒェンに向かう」と明確な目標を掲げ、「最近と同じようなプレーをしたい。そうすれば、普通に勝者が生まれる」と、引き分けではなく、必ずどちらかに軍配が上がることを示唆した。

シャルケを警戒するグアルディオラ

 試合の勝敗というスポーツ的な側面の他にも、パリでの同時多発テロから一週間が経った今、“徐々に日常に戻る“という別の側面が重要になってくる。グアルディオラは、「簡単なことではない。私にとっても、他の全員にとっても。我々は人間だ。あんなことが起きれば、それを受け入れたり分析したり、解釈するのは難しい」と11月13日に発生した悲劇について語る。だが、金曜日にゼーベナー通りで行われた最終調整の前に、「だが、我々は自分たちの生活を進めなければならない」と述べ、切り替えることを強調した。

 従って、フェルティンス・アレーナで待ち受ける試合への準備も決して怠っていない。シャルケのプレースタイルに対応するため、グアルディオラは試合のビデオ分析やトレーニングを徹底的かつ緻密に研究している。そして、「100%自分たちの仕事に集中する。彼らはリーグ内で最も危険なチームの一つ。攻撃陣にも多くのバリエーションがある」と警戒を強めた。

「やる気満々」で試合に臨むシャルケ

 トーマス・ミュラーは対戦相手について「シャルケは、若くて才能のあるチーム。十分に力がある」と評価し、自分たちのことについては「代表戦前に見せていた好調さを引き出したい」とコメント。選手層に関しては特に問題ないようで、代表選手がチームに復帰し、チアゴ(膝)以外に怪我をして離脱する選手はいない。つまりグアルディオラは、フィールドプレーヤー17人とゴールキーパー3人をゲルゼンキルヒェンに帯同できる。

 一方、公式戦6試合連続で勝利から遠ざかっているシャルケだが、「ホームでは地元サポーターが背中を押す(ミュラー)」こともあり、それ相応の力を入れて試合に臨むはずだ。シャルケのアンドレ・ブライテンライター監督は「ハートと情熱を持って試合に臨み、できるだけミスのないプレーをしなければならない」と課題を掲げ、「個々の実力が備わったFCバイエルンは世界最高のチームの一つ。一つのミスが命取りになる」と警戒心を示した。

 また、昨季バイエルンは、シャルケと2試合とも1-1で引き分けており、その際に両試合で同点弾を決めた主将ベネディクト・へーヴェデスが復帰する可能性が高い。へーヴェデスは、右中手骨を骨折し離脱していたが、ブライテンライターが「手に着けている副木は邪魔にならない」と発表し、出場が見込まれている。また、同指揮官は、今週のトレーニングに「非常に集中して取り組んだ。いずれにせよ、やる気満々だ」と力を込め、13節のキックオフを待ち侘びた。