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CLデビュー

「すべて正しかった」―ウルライヒに賞賛の嵐

 スヴェン・ウルライヒが椅子に座り、目の前の水を飲もうとしていると、突然彼の名を呼ぶ声が聞こえた。「スヴェン君」。ウルライヒは、その瞬間大きな一口を飲み込んだ。呼んだのはカール=ハインツ・ルンメニゲだった。ルンメニゲはザグレブ戦後の打ち上げで、「チャンピオンズリーグ初出場おめでとう。今日の君のプレーはすべて正しかった。まず第一に勝利、そして二つ目に無失点だった」と祝福した。ウルライヒが笑顔になった。

 水曜日の晩、同守護神は、なぜ夏にマヌエル・ノイアーの2番手としてシュトゥットガルトからバイエルンに移籍したかを証明していた。見事な反射で1対1の状況を制すシーンもあった。一度だけ、センタリングに対しての飛び出しを見誤っていたが、幸いそれが失点に繋がることはなかった。本人も「自分が目立つシーンが2、3回あったのは運がよかった。全体的にとてもよかったよ」と試合を振り返っている。

「偉大な人格」

 ウルライヒは強い安定感をもたらしていた。トーマス・ミュラーは「彼は無失点に抑えた。非の打ちどころがない。そうでなければならない」と手放しで賞賛。フィリップ・ラームも「前半の半ばで僕たちを守ってくれた。あの時間帯は部分的に組織されていなかったが、スヴェンが立ちはだかってくれた。大事なことだ。自分たちの仲間は信頼できなければいけないが、彼は確実に信頼できる」と述べ、守護神のパフォーマンスを絶賛した。

 それがまさにウルライヒの目標でもある。マヌエル・ノイアーが欠場するときやザグレブ戦のように休養が必要なとき、いつでも確実な存在でいるために、日々のトレーニングで全力を出している。ペップ・グアルディオラも「これは簡単なことではない。非常に強いメンタリティーが必要」と理解を示している。そして、ウルライヒを「偉大な人格を持っている。称賛する! 彼にはとても満足している」と褒めちぎった。