presented by
Menu
「息を整える」

「ホイップ増量」で休暇へ

 FCバイエルン・ミュンヘンは土曜日の晩、ハノーファー相手に1-0で勝利し、疲れはあるものの上機嫌で帰路に着いた。順位表に目をやれば、目前に控えたクリスマス休暇を楽しみにする気持ちも更に高まる。それというのも、ドルトムントの敗北により、2位との差が再び勝点8に広がったのだ。これについてトーマス・ミュラーは、「ホイップクリームを増量してもらったような感じだ。いい気分で2週間の休暇に入れるよ」と語った。

 金曜日の夜、アウェイ戦の行われるハノーファーに向かったバイエルンだが、主力選手のうち負傷中の8人(ラーム、ロッベン、リベリー、ゲッツェ、アラバ、コスタ、ベナティア、ベルナト)を欠き、起用可能な選手の多くも疲労で足が重くなっている状態だった。40分にPKを決め、リーグ17戦目にして15回目の勝利の立役者となったミュラーは、「まさに最後の力を振り絞った」と試合を振り返った。

 特に前半、そのクオリティーの高さを発揮したバイエルンだったが、数多くあったチャンスを活かすことができずにいた。ロベルト・レヴァンドフスキは「僕たちには運が少し足りなかった」と語る。後半に入るとバイエルンはテンポを落とし、1点のリードを守り切ることに集中した。それについてペップ・グアルディオラは、「多くの選手が離脱している現在、我々は第一にゲームをコントロールしようとした」と説明し、「選手たちに大きな賛辞を贈る。これは重要な勝利だ」とチームを称えた。

「義務を全て果たすことができた」

 バイエルンはこの勝利により、勝点46という見事な成績で前季を締め括った。クリスマス前にこれよりも多くの勝点を獲得したのは、2年前(勝点47)のみだ。マヌエル・ノイアーは「僕たちに科された義務を全て果たすことができた。良い前季になったといえる」と満足気だ。ハノーファー戦で同GKの守るバイエルンゴールが脅かされたのは試合序盤のただ一度のみだ。バイエルンの守護神はレオン・アンドレアセンのヘディングシュート(8分)に素早く反応し、その結果ボールはクロスバーに当たって失点を免れた。

 しかし終了後、この試合について多く話し合われることはなかった。バイエルンの視線は既に、「攻めていくつもり」(ノイアー)だという後季とその前に控える休暇に向けられている。ノイアーは「リカバリーしなければいけないし、息抜きも必要だ」と言うが、これはチームメイト全員に当てはまることだろう。ミュラーも休暇を楽しみにしているようで、ノイアーの言葉に「スケジュールに縛られることなく他のことに目を向けたり、一日を満喫することができるのは素敵なことだ。サッカーは素晴らしいスポーツだが、人生の全てではない」と補足した。