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ザグレブで新記録間近

ラフィーニャ「価値があるのは勝利のみ」

 霧の中で離陸し、霧の中で着陸したバイエルン。しかし火曜日午後、すでに夜のように暗いザグレブを1963年以来初めて訪れた一行の目指すものは明確だ。今シーズンのチャンピオンズリーグ・グループステージ最終節ディナモ・ザグレブ戦(水曜日、現地時間20時45分)の前日、ラフィーニャは「僕たちにとって価値があるのは勝利のみだ」と力を込めて述べた。

 2015年のCL最後の試合を待たずに、FCバイエルンはグループトップを不動のものとし、対するディナモ・ザグレブは最下位となることが決定している。しかしバイエルンの勝利への意欲は、グループFの状況によって変わることなどない。FCBにとってCLアウェイ戦100試合目となるザグレブ戦を前に、フィリップ・ラームは「僕たちはスポーツ選手だ。いつも勝つために試合をする」と断言する。それにブンデスリーガで今季初の敗北を喫したグラードバッハ戦の数日後となれば、ここで再び勝利を挙げて成功への道に戻りたいところだ。トーマス・ミュラーも「いくつか改善し、何があっても勝つつもりだ」と意気込みを見せている。

 ペップ・グアルディオラもまた、「これはチャンピオンズリーグだ。親善試合ではない」と、気温2度のスタディオン・マクシミールで行われた最終整前の記者会見で断言し、続けて「私の選手がベストを尽くすことを期待している。もしも試合に集中していない選手が出たなら、その選手は問題を抱えることになるだろうね」と選手たちの気を引き締める発言をした。

リベリーに実戦経験

 だがそうは言っても、そのような事態になると同監督が本気で思っているわけではない。「これまで、パフォーマンスも良くなく勝つ意志もない選手など出会ったことはない」と続けると、チームは「グループステージで信じられないような戦いぶり」を見せ、「我々はこれまで、ロンドンでの敗北も含め、全てレベルの高い試合をしてきた」と選手を労った。

 その結果、自身の率いるチームがグループ首位通過を決めたことをグアルディオラも「理想的」だと喜ぶ。それによりザグレブ戦では何人かの選手に休養を与え、また他の選手に実戦経験を積ませることができるからだ。例えばマヌエル・ノイアーはクロアチアには同行せず、その代わりにグラードバッハ戦で復帰を果たしたフランク・リベリーには出場機会が与えられる。グアルディオラは同選手の起用に関し、「彼はプレーすることになる。ただ、先発するか後半からの出場になるのかはまだわからない」と打ち明けた。

 バイエルンは10週間前にミュンヘンで行われたザグレブとの第1レグで、5-0の勝利を挙げている。グループステージにおけるバイエルンのクラブ記録を更新するには、今節で1-0という結果になれば十分だ。それというのも、現在の最高記録は2012-13シーズンの勝点15、得失点差17:5という数字だが、バイエルンの今季のデータは、既に勝点12で得失点差17:3となっているのだ。ザグレブに対して敬意はあると語るラフィーニャだが、それでも「僕たちが全ての試合に勝ちたいと思っていることは、誰もが知っている」と、水曜日の試合でももちろん勝利を目指すつもりだ。