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あっという間の復帰

リベリー「戻ったよ」

 「リベリー! リベリー!」。タッチラインの外でフランク・リベリーがウォームアップを始めると、ファンが叫び始めた。その15分後、9ヶ月という長期離脱を乗り越えた同選手が、ピッチに戻った。本人は、「ずっと怪我をしていただけに、交代して入るのはいい感覚だ。またピッチに立つことができてよかった。僕は戻ったよ。よかった」と、269日ぶりの出場を噛み締めた。

 しかも、リベリーはただ復帰しただけではなかった。途中出場するとすぐにチームに溶け込み、6分語にはトーマス・ミュラーとアルトゥーロ・ビダルとの素晴らしいコンビネーションプレーからゴールを決めてみせた。マティアス・ザマーも「彼が得点してくれたのはもちろん最高」と喜んだ。

 ボールタッチ23回、パス15本、センタリング2本、シュート2本、1ゴール―15分しかプレーしていない選手にしてはいい数字だ。フィリップ・ラームは「彼はとてもいい入り方ができた。僕たちは全員、彼が戻ってきてくれて嬉しい」と喜びを表した。ペップ・グアルディオラも「フランクには満足。あれは彼にとって特に重要だった。9ヶ月は長い期間だが、すぐに彼の持つ積極性を出してプレーしていた」と称賛した。

「足は大丈夫」

 リベリーは足首を負傷し、3月の中旬から離脱を強いられていた。6・7月までは右くるぶしにギプスを着用し、安静が必要とされていたが、試合までの一週間の動きは非常に早かった。まず、水曜日に初めてチームの全体練習に合流し、金曜日にはもうグラードバッハへ同行。そして土曜日にプレーしたのだ。「こんなに早く進むとは思ってなかった」とリベリー本人も驚いている。

 ザマーが「足は大丈夫。医者がOKを出してくれた。彼は準備ができていた」と状況を報告。そしてリベリーは、「監督がグラードバッハに来るかどうか聞いてきた。僕がよくトレーニングしていたからね。だから、『もちろん行く』と答えたよ」と、グアルディオラとのやり取りを明かした。とは言え、「まだ、時間、リズム、あといいトレーニングが必要」とも述べ、ウィンターブレイクまでに残された数週間でハードワークし、シーズン後半に100%で臨むことを誓った。