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チャリティー活動にテレコムも理解

特別ユニフォームでインゴルシュタット戦に臨むFCB

 マヌエル・ノイアーがユニフォームを着るのは、普段なら試合開始直前だ。だが今回、バイエルンの同GKは試合のほぼ24時間前に、喜んで新しいユニフォームに袖を通した。ノイアーが金曜日に披露したこの特別なユニフォームは、今年最後のホーム戦である土曜日のFCインゴルシュタット戦で着用されるもので、テレコムのロゴの代わりにチャリティー活動シュテルンシュトゥンデン(星の時間)のマークがバイエルン選手の胸を飾ることになる。

 ノイアーは「このユニフォームはバイエルン・ダービーにぴったりだ」と言うのももっともだ。それというのも、シュテルンシュトゥンデンはバイエルン放送が1993年から実施しているチャリティー活動で、バイエルン州、ドイツ、そして世界中の障害を持っていたり困窮にある子どもたちを支援するものだからだ。そこで集まった募金は経費が差し引かれることなく、そのまま全額が慈善事業に寄付される。これまでに集められた募金は合計で1億8千2百万ユーロに上り、2600以上のプロジェクトに寄付されてきた。

共にチャリティー活動に参加

 今回FCBのメインスポンサーであるテレコムはユニフォーム広告を諦めた形になるが、その理由についてドイツテレコム個人顧客部門責任者のミヒャエル・ハグスピールは「テレコムにとって、社会的な責任を果たすことは大切だ」と説明し、「我々はFCバイエルンとの関係を、ただのスポンサーとしてではなく、その枠を超えて広く解釈している。そして今回の活動にパートナーとして協力することは、バイエルンと我々の事業提携の一部だと考えた」と、今回のチャリティー活動に積極的な姿勢を示した。

 またノイアー自身も、シュテルンシュトゥンデンのパートナーとしてISuS学校のための活動を行っている。ISuSとはIntegration durch Sofortbeschulung und Stabilisierung(即時就学と安定化による統合)の頭文字で、この学校では難民の若者が授業を受けたり、ドイツの生活に順応するための準備を行っている。同校を実際に訪れたノイアーは「印象的なプロジェクトだ」と語り、感銘を受けた様子だった。

 FCバイエルンは既に長年にわたってシュテルンシュトゥンデンを支援しており、サイン入りユニフォームや選手と会う機会を提供したり、子どもたちを招待したトレーニングやチャリティーマッチ(2005年)を行うなどしてきた。今回のチャリティー活動では、バイエルンはテレコムと共にユニフォームの胸を奉げることになる。さらにこのシュテルンシュトゥンデンのマーク入り限定特別ユニフォームはオークションにかけられ、その収益金の全額がシュテルンシュトゥンデン・プロジェクトに寄付されることになる。このプロジェクトの詳細は、シュテルンシュトゥンデンのWebサイト(ドイツ語)で知ることができる。