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「目標は最高峰」

できる限り最高の状態を目指して奮闘するFCB

 クリスマス休暇が終わってから、ハンブルガーSVとのブンデスリーガ・シーズン後半開幕戦が行われる1月22日まで、バイエルンがコンディションを上げられる時間はたったの18日しかない。そう、時間がないのだ。今のところ3大会全てで好成績を収めている中で、残りの半シーズンを素晴らしいものにするために、バイエルンはドーハのトレーニングキャンプで基盤固めを目指す。チームは、水曜日の晩にスポーツ施設『アスパイア・アカデミー』に到着し、軽く初蹴りを行うと、翌日の木曜日午前に本格的に始動した。

 2回目のトレーニングが終わった後、スポーツディレクターのマティアス・ザマーは、「最初の公式戦10試合では、7試合がアウェイ戦になる」と述べ、厳しい2016年の序盤を見据えた。したがって、これからの短い2週間での目標を「選手一人ひとりを、できる限り早く、できる限り最高の状態へ持って行かなければならない。これが遅くとも今日からのメッセージだ」と力説した。

「最高の環境」

 今回で6年連続となるドーハキャンプを実施したバイエルン。その間、数多くのタイトルを獲得してきただけに、少しばかり目が眩んでしまうこともあるだろう。しかしザマーは、「我々はここで常にいい準備ができていた」と述べたあと、「今回はチームがフィジカル面だけでなく、気持ちの面でも希望のレベルに達すること」と油断を見せずに目標を掲げ、「足を動かす前に、まずは頭。キャンプ地にも気が散るものがない」ことの重要性を語った。

 さらに、「頭が100%スッキリせず、集中していない状態では、何も得るものがない」と明言すると、選手一人ひとりがキャンプで「自身の持つベストなパフォーマンスレベルに到達すること」に全力を注ぐことを求めた。そして、「我々の動きのレベルでは、1%でも誤った考えをすれば、それが悲劇的な結果を引き起こす。そうなると、伸びしろは非常に少ない」とコメント。また、キャンプ地については、「最高の環境。フィットネスルーム、筋トレルーム、治療・回復ができる場所の豊富さ、短い距離感など、全てがパーフェクト」と称賛した。

ウィンターブレイクが効果覿面

 その最高の環境で、ペップ・グアルディオラ率いるチームは、来週の火曜日までじっくりシーズン後半に向けた準備をすることができる。ザマーは、「監督は非常に野心的だ。選手たち自身も、成功することに対して貪欲。FCバイエルンの目標は最高峰だ」と断言。だが、その言葉通り、木曜日のトレーニングはヒートアップしていた。ほぼ全員の選手が全体練習に参加し、午後にはもう一度別のトレーニングメニューが行われた。

 さらにザマーは、ウィンターブレイクが如何に選手に良い効果を与えたかについても語った。
 「選手は、少しでも考慮して動けるように、スケジュールを予め全てもらっていた。そうすることで、すぐにまた独特の経過に戻り、選手が負荷に慣れることができる。そして、負荷はこれからキャンプで継続的に増加していかなければならない。徐々に最高のコンディションに近づいていくためにね」