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カムバックに向けてエアロバイク

ゲッツェ:「バイエルンの顔になりたい」

1月9日(土)、ドーハ。
ペップ・グアルディオラは、チームにオフを与えた。この朝、チームメイトの中に朝ゆっくりと休んでからのんびりと朝食をとるものもいるなか、マリオ・ゲッツェは一人で額から汗を垂らしながらペダルをこいでいた。彼もまた「今日はリカバリーだ」とのこと。「ここ数日間は負荷が大きかったからね」と彼は続けたが、エアロバイクをこぐ姿をみれば、彼が一刻も早くピッチに戻ってこられるように全力を尽くしていることは一目瞭然だった。

「最大の目標は、コンディションを元に戻して試合にでること」と23歳のゲッツェは言う。今シーズンは幸先の良い滑り出しを見せた(10試合、4ゴール、2アシスト)にもかかわらず、ドイツ代表として出場した10月上旬のユーロ予選の対アイルランド戦で、内転筋の筋腱断裂という大怪我を負ってしまった。「今から思うと、やばかった。そのときは、大したことはないという感じだったのに」とゲッツェは当時を振り返り「それでも手術をしないで済んだだけ、運が良かった」と語った。

だがそれもすでに過去のこと。「アスリートに怪我はつき物。時には、自分の力ではどうしようもないことが起こる」ことは、ゲッツェも百も承知だ。彼は、前だけを向いている。「もうほとんどなんでもできる。でも、ボールを使った練習とスプリントだけは、まだ無理だけれど。もう少し辛抱しないと」と現状について話してくれた。あくまでも「予定では」と前置きしながらも、ゲッツェは月末にはチーム練習に復帰できることを願っている。

その後は、10月に負傷する前の調子を取り戻すことが先決だ。世界王者のゲッツェは、「自分のプレイでチームに貢献したい。主力として、FCバイエルンの顔になりたい」とカムバックに闘志を燃やしている。「たくさんのタイトル」をかけた「厳しい半年が待ち受けているが、我々は最高の位置につけている。自信はある」とゲッツェは述べた。