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500試合目!

節目を迎えるアリアンツ・アレーナ

 1899ホッフェンハイムとの日曜日のブンデスリーガ・ホーム戦は、アリアンツ・アレーナにとって記念すべき日となる。この日、2005年5月にオープンした世界一美しいスタジアムにとって500試合目のサッカーの試合が行われるのだ。全ては、FCバイエルンと地域のライバルであるTSV 1860ミュンヘンの伝統チーム同士のテストマッチで始まった。当時、3-2で接戦を制したのはTSVだった。

 その後、2005年5月31日のバイエルン対ドイツ代表戦にてアリアンツ・アレーナの正式な杮落としが行われた。新スタジアムでバイエルン初ゴールを記録したのはセバスティアン・ダイスラーだ。この試合ではさらにウィリー・サニョル、ハサン・サリハミジッチが得点し、またロベルト・フートのオウンゴールも加算され、最終的に4-2で当時フェリックス・マガト指揮下のバイエルンが勝利している。

 それ以来、多くの忘れがたい試合がアリアンツ・アレーナで行われてきた。中でも2006年のW杯開幕戦と2012年のチャンピオンズリーグ決勝戦は、ドイツの近代サッカー史における特別な節目といえるだろう。そこに加わるのはCLやブンデスリーガ、そしてDFBポカールでのドイツマイスター・バイエルンの輝かしい活躍だ。ロイ・マカーイが2007年3月7日、CL戦でレアル・マドリード相手に試合開始10秒で決めたゴールは、CL史上最速ゴールとして記録に残っている。

 しかしもちろん、ヨーロッパでも有数の最新設備を備え、国際試合では75,000人の観客収容数を誇るこのスタジアムも幾つか苦い敗北を経験している。PK戦の末に不運な敗北を喫したホームでの決勝戦、レアル・マドリードに0-4で敗北した2014年CL準決勝、そして、敗退が決定したDFBポカール準決勝のボルシア・ドルトムント戦や、2011年CLラウンド16でのインテル・ミラノ相手の劇的な敗北(2-3)などは、その一例に過ぎない。

 毎年約400万人が訪れるアリアンツ・アレーナは、今やバイエルン州で最も多くの訪問者数を誇る場所だ。ちなみに同じくバイエルン州にあるノイシュヴァンシュタイン城を訪問する観光客は、年間“たったの”140万人である。日曜日の記念試合では、リーグで下から2番目の順位にあるホッフェンハイムと対戦するバイエルンだが、この試合で勝利を挙げる可能性は低くないといえる。つまり日曜日、バイエルンが祝う理由は十分にあることになる。