presented by
Menu
リベリーの復帰に大歓声

「フランクがいれば、僕たちはもっと強いチームになる」

 ダルムシュタット98とのホーム戦(3-1)の53分、アリアンツ・アレーナに大歓声が鳴り響いた。フランク・リベリーが出身国が同じキングスレイ・コマンと交代するべくタッチラインに立ち、同選手と手を打ちあい、バイエルン・ファンの大歓声の中ピッチへ飛び出していった。この瞬間を、リベリーは347日間待ち望んでいた。そしてこの瞬間に、11ヶ月にわたる待ち時間がついに終わったのだった。

 リベリーはアレーナへの復帰戦後、「素晴らしかった」と幸せそうな様子で振り返った。同選手がアリアンツ・アレーナでプレーしたのは、2015年3月11日に7-0で勝利したシャフタール・ドネツク戦以来初めてだ。「長い間、ここでプレーしていなかった。待ち焦がれたよ。とても楽しかった!」と語るリベリーは、すでにアレーナ到着時から、関係者一人ひとりと握手しながら言葉を交わし、TVやカメラに向かって挨拶した。まるで、「こちらを見て、僕はまた戻って来たよ!」と主張するかのように。

 そしてこの気持ちを、リベリーはそのままピッチに持ち込んだ。代表取締役社長のカール=ハインツ・ルンメニゲは、「彼は途中出場してすぐにチームに貢献してくれた。彼はサイドで動きを起こしたが、それは我々が逆転に必要としたものだった」と語った。更にリベリーは勇猛な昇格組のダルムシュタットとの対戦で、この日出場した選手の中で最多となる4本のシュートをアシストした。このうちの1本は、ロベルト・レヴァンドフスキが84分に3-1とした決定弾だった。

「これからは健康でいてもらわなければ!」

 このリベリーの活躍をファンももちろん見逃さず、数分間にわたって彼らの王フランクを讃えて歌い、同選手を「とても幸せ」な気持ちにさせた。リベリーは「僕とファンの関係はいつもすごくいい」と喜ぶ。試合終了後、同選手は南カテゴリーへと向かい、ファンの元にそのユニフォームを投げ込んだ。この日2得点を挙げたトーマス・ミュラーも、「フランクは彼の能力を証明してみせた。そのクオリティーは全く失われていない。これからは健康でいてもらわなければ!」とチームメイトのアレーナ復帰を歓迎した。そしてペップ・グアルディオラも「我々にはフランクが必要だ!」と同選手への信頼を表した。リベリーがすぐまたトリノで出場する可能性は、十分にあると言えるだろう。