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「とても難しい試合」

「特殊な」ダルムシュタット相手に警戒するFCB

 FCバイエルンがSVダルムシュタット98とホームで最後にブンデスリーガを戦ったのは、大分昔のことだ。当時、バイエルンの監督はパル・チェルナイで、この試合の得点者はクラウス・アウゲンターラー(2得点)、ディーター・ヘーネス、カール=ハインツ・ルンメニゲ、そして会場はオリンピアシュターディオンだった。あれから34年が経ち、バイエルンは土曜日(現地時間15時30分)、再びダルムシュタットをホームに迎える。しかしFCBはこれが、4-1で勝利した1982年1月23日のように簡単な試合になるとは考えていない。

 ペップ・グアルディオラは「彼らを相手にするのがいかに難しいか、ポカール戦で経験している」と、ダルムシュタット98相手に1-0で辛勝した、去年12月のDFBポカール・ラウンド16を思い返すと、「特殊なチームだ。とても低い位置で守備をして、ファールも多く、試合のテンポを遅くする。彼らは試合のリズムを邪魔する」と対戦相手を分析した。フランク・リベリーも、2週間にわたるイングリッシュウィークの幕開けとなるこの試合が「大変守備的なチームとのとても難しい試合」になると予期している。

 だが対戦相手の分厚い防壁を破ることは、土曜日の課題の半分でしかない。同時に警戒を怠らないことが、FCBにとって重要になる。それというのも、ダルムシュタットのカウンターとセットプレーは大きな脅威だからだ。グアルディオラは「ブンデスリーガで最もセットプレーに優れたチームの内の一つだ。彼らはそのために全てを懸けている」と、アウェイ戦の成績だけを見ればリーグ3位(!)で、既にレヴァークーゼン(1-0)、ドルトムント(2-2)、シャルケ(1-1)相手にアウェイで勝ち点を獲得しているダルムシュタットとの1戦に向け、注意を促した。

トリオの復帰とタスキのデビューが目前

 だが、それはバイエルンも重々承知で、出場停止処分により選手5名を欠くダルムシュタットに合わせた対策を立て、集中した準備に取り組んでいる。つまり、その次に控えるチャンピオンズリーグのユヴェントス戦は完全に頭の中からフェードアウトしたようだ。グアルディオラが「一歩一歩、一試合一試合だ。一週間、ダルムシュタットの話しかしていない。ダルムシュタット戦に向けてのトレーニングしかしていない」と主張した。

 またグアルディオラは試合前日、今週のトレーニングの内容だけでなく、舞い込んできた朗報に関しても満足を示していた。その朗報とは、フランク・リベリー、マリオ・ゲッツェ、メディ・ベナティアの復帰と、冬の移籍市場でバイエルンに加入したザーダール・タスキのデビューが目前まで迫っていることだ。指揮官が「彼らは準備できている。コンディション良好だ。だが、何分プレーするかはまだ分からない」と報告した。

 ホーム戦で再びメンバー入りするのが11ヶ月ぶりとなるリベリーは、「またファンとチームと一緒にいれるのは最高」と待望の復帰に心を躍らせ、「いいゲームをしなければならない。ユヴェントスとのアウェイ戦のためにもね」と述べ、ダルムシュタット戦での勝点3獲得を誓った。

対戦相手に関する情報:

欠場する選手:マルセル・ヘラー、ペーター・ニーマイヤー、ジェローム・ゴンドルフ、アイタク・スル、コンスタンティン・ラウシュ(全員累積による出場停止)

ディルク・シュスター監督「我々は、しっかりと張り合える、そしてバイエルンを可能な限り苦しめることのできるメンバーを送り込めると思っている。その他の選手にとっては、『ブンデスリーガで通用するんだ』、そして『今まであまり出場機会を得られていないのがおかしい』というのを示す機会になる。カップ戦では少し印象付けることができたが、今回はそのときのパフォーマンスを引き出したい」