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元チームメイトとの再会

バイエルンとの再戦を待ち侘びるチェロッツィ

 シュテファノ・チェロッツィは、カールスルーエSC、VfBシュトゥットガルト、アイントラハト・フランクフルト、そして2014年夏に現在所属のVfLボーフムに移籍する前、右サイドバックとしてFCバイエルン・ミュンヘンのBチームで3年間プレーしていたことがある(2005~08年)。そんなチェロッツィが、今では27歳を迎え、代わりのきかない主力としてボーフムで活躍している。しかも、今季は今のところ全試合に出場していて、先週クラブとの契約を2020年6月まで延長した。

 つまり水曜日の晩は、チェロッツィと同選手にとっての古巣、FCバイエルンが再会することになる。「僕たちは小さな子供と一緒。当然試合を楽しみにしているよ」と、スタジアムマガジン『100% VfLボーフム』のインタビューで語るチェロッツィ。そして、「クラブにとっても町にとっても素晴らしい経験。準々決勝でバイエルンとだからね。これ以上ないことだよ」と述べ、対戦を心待ちにした。

「最高の時間」

 2005年夏、当時時16歳だったチェロッツィは、SSVウルムからバイエルンに加入。本来はそこでまずAユースに入る予定だったのだが、Bチームのトレーニングキャンプでのプレーぶりが、4部リーグに相当するレギオナルリーガで出場するべきと判断された。同選手は、「ヘアマン・ゲルラントさんが僕のことを評価してくれて、すぐにAユースでなくアマチュアチーム(Bチーム)に合流したんだ」と当時の流れを振り返る。

 それからカールスルーエに移籍するまでは、南部レギオナルリーガで81試合に出場。チームメイトはフィリップ・ラームやホルガー・バドシュトゥーバーだった。チェロッツィは、ミュンヘンで過ごした3年間を「いい思い出しかない最高の時間だった」と語る。後のシュトゥットガルトでは、スヴェン・ウルライヒとザーダール・タスキともプレーし、チャンピオンズリーグではバルセロナとさえ対戦したキャリアを持つ。そして、フランクフルト時代はセバスティアン・ローデと同じ道を歩んだ。

「友情は一旦お休み」

 したがって、チェロッツィは水曜日の晩、会場となるレヴィアパワー・シュターディオンでたくさんの懐かしの顔と再会することになる。だが同選手は、特にかつての恩師ゲルラントコーチとの再会を楽しみにしているようだ。「僕の両親以外では、ヘアマン・ゲルラントコーチに最も感謝している。彼に会うのはいつだって楽しみだ」と述べると、ボーフム対バイエルン戦についても、「マッチ・オブ・ザ・イヤー」と語気を強めた。

 一方のゲルラントコーチは、fcbayern.de に「彼は他の選手よりも上手くて若かった。だからすぐに私のところでプレーさせた。それから2、3年面倒を見たよ」とチェロッツィのことを話してくれた。そして、今VfLボーフムで「いいプレー」をしていることを嬉しく感じており、「彼はきっとFCバイエルンにいい思い出があると思う」と昔のことを思い出した。

 とは言え、水曜日の晩は一先ず再会の喜びを忘れなければならない。チェロッツィはこれまで4回バイエルンと対戦しているが、その4試合全てに0-1で敗れている。だが当然本人は、この対戦成績の傾向を変えたいと願っている。「僕たちは試合を本当に楽しみにしているし、やれることは全てやる。もちろん、難しい試合になる」とバイエルン戦を見据え、「いつか彼らを倒さないといけない(笑)」と述べた。