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勝点差8をキープ

レヴァークーゼン戦、最後の精彩を欠いたバイエルン

 「勝点1を穫った」と評価するか、はたまた「勝点2を失った」と評価するか。順位表4位のバイエル04レヴァークーゼンとの上位対決が0-0に終わり、この問いに明確な答えは出せない。ホルガー・バドシュトゥーバーは、「ビッグ・ポイントを穫れたはずなのに、残念ながらそれを果たせなかった。だから素直に喜べない」と悔しさを隠さない。チームメートも、後半モノにできなかったチャンスに不満を抱いていた。トーマス・ミュラーは、「何度か得点できる、いや、しなくてはならないチャンスがあった。それを決められなかったのは残念だ」と自省した。

 土曜の夕方バイ・アレーナに集ったファンが目にしたのは、興味深い種類の0-0の引き分け試合だった。というのも、前半と後半の展開がまったく違ったのだ。前半は慎重にプレーしていたものの、後半は両チームともアグレッシブに攻撃。ミュラーは前半について、「自分たちのプレーをすることができなかっただけでなく、少々相手のプレーに巻き込まれてしまった。少しロングボールが多すぎた」と分析する。

 しかし後半に入るとレヴァークーゼンに疲れが見え、バイエルンにスペースが多く生まれる。するとバイエルンは、サイドからの攻撃スピードを加速していった。ただ「最後の精彩」に欠けていた、というのはミュラーの談。バドシュトゥーバー、新鋭ヨスア・キミッヒの最終ラインとともに2試合連続無失点に抑えたマヌエル・ノイアーは、「サイドでの1対1」の勝率は高かったものの、「残念ながら、そのあと中央でボールをゴールまで運べなかった」と振り返った。

イエローカード2枚でアロンソ退場

 終了間際(84分)、シャビ・アロンソが2枚目のイエローカードをもらって退場となった(スペイン人選手がブンデスリーガで退場処分となるのは初)。厳しい判決を下したのは主審クヌート・キルヒャー。スペイン代表の同選手が、それ以前に激しすぎるアクションをして目立っていたわけでは決してなかったのだからなおさらだ。ペップ・グアルディオラの見解は明確で、「最初のファールはイエローカードだったが、2度目は違った」と抗議の意を表した。幸いなことに、アロンソなしでも守備陣がピンチに直面することなく、FCBは終了のホイッスルまでレヴァークーゼンより勝利に近い位置にいた。ダヴィド・アラバは、「後半、僕たちは目に見えてパフォーマンスを上げた」と断言している。

 第20節を終え、ドルトムントがベルリンで引き分けに終わったため(0-0)、順位表でのリードは勝点差8で変わりはなく、次の週以降に向けて問題のない状況となっている。バイエルンには、日曜のリーグ戦(アウグスブルクでのアウェー戦)の前に、ブンデスリーガ2部で好調のVfLボーフムとのDFBポカール準々決勝が待っている(水曜日)。バドシュトゥーバーは「難しい試合になることは自覚している」と話し、「ボーフムに失う物はないし、ホームの観衆の前での戦いだ。バイエルンはアウェーだ」と気を引き締めた。