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「これはビッグポイントだ!」

FCB、「重要な週でひとつ前進」

 ピッチからロッカールームへ移動する間にトーマス・ミュラーが明確に述べた。「ビッグポイント!これはビッグポイントだ」。ヴォルフスブルクのフォルクスワーゲン・アレーナで90分を戦い終え、シャワーを浴びに行くまでの間にこう叫んでいた。そう、バイエルンは昨年準優勝のヴォルフスブルク、ドイツカップ覇者のヴォルフスブルクに2-0(0-0)で勝利し、これから始まる「今季で最も重要な一週間」(ペップ・グアルディオラ監督)を幸先よくスタートさせたのだ。

 チャンピオンズリーグでもまだ勝ち残っているヴォルフスブルクとの一戦を、「今日の勝利は僕たちにとってとても、とても重要だった。絶対に勝点3が欲しかった」と振り返ったのはダヴィド・アラバ。そして主将フィリップ・ラームが、「他よりも難しいアウェイ戦だし、ヴォルフスブルク戦、マインツ戦、そしてドルトムント戦がある決定的な週だ。だから、最初にヴォルフスブルクとのアウェイ戦で勝点3を得られたのは大きい」と付け加えた。

2ゴールで勝負あり

 ユヴェントスとの接戦から4日後のヴォルフスブルク戦でバイエルンは、序盤から試合を制圧しながらも、先制点を決めるのに苦労させられていた。グアルディオラは、「試合の入り方が非常によかったが、攻撃で十分に決め切れなかった」と前半を分析。確かに、時間が経過するにつれてゲームは徐々に均衡していき、逆に先制されそうなシーンすら何度か作られていた。

 一方、ヴォルフスブルクのマネージャー、クラウス・アロフスは、「チャンスを活かさなければならない。それができなければバイエルンには勝てない。しかし我々は、決定的な場面でゴールを決められなかった」と振り返った。バイエルンは逆に、後半に入るとプレスを強め、個の力を引き出したプレーから結果を出す。66分にキングスレイ・コマン、74分にロベルト・レヴァンドフスキがネットを揺らし、しっかりと試合を決めた。

卓越したベンチ

 特に、フランク・リベリーの途中出場がバイエルンの攻撃を「確実に活性化」(ラーム)させていた。ラームは、「フランクはずっと怪我で離脱をしていた。だが、今日はチームを救ってくれた。ベンチに卓越したメンバーがいて運がよかったよ」と述べ、グアルディオラは「彼は得意の1対1の強さを発揮し、存在感を見せた」と得点に関与したリベリーのプレーを称賛した。

 この選手層の幅が今後数週間、バイエルンの生命線として証明されるかもしれない。ラームは、「今は過密日程の真っ只中。だから、できるだけ多くのメンバーが復帰することが重要になってくる。これから決め手となる週が控えているのだから、全員が必要」と指摘。そして、火曜日のマインツ戦と土曜日のボルシア・ドルトムント戦について言及し、「難しい日程だ」と総括した。

 アリエン・ロッベンも「これは大事な週のファーストステップだった」と話し、ラームは、あと2勝続けることで4連覇に向けて「大きく前進できる」とコメント。そして、「僕たちの目標は少なくとも勝点差8を維持してドルトムント戦に臨み、そのアウェイ戦にも勝利すること。そうすれば、勝点差が11ポイントに開き、ほぼ決定になる。そこから僕たちに追いつくのは非常に難しくなる」と先を見据えた。