presented by
Menu
ブンデスリーガ頂上決戦

「欧州最高峰の一戦」を待ち侘びるFCB

 残るはあと10節。勝点3を懸けた試合が10回。今週土曜日の晩も、勝点3以上のポイントを得ることはできない。しかしそれでも、今回のボルシア・ドルトムント対FCバイエルン・ミュンヘンの一戦は、勝点6分の意味がある大事な試合だ。現在バイエルンは、マインツ戦に負けたことでドルトムントとの勝点差を5ポイントに縮めている。確かにまだ余裕のある数字だが、カール=ハインツ・ルンメニゲが「ドルトムントとのアウェイ戦で負けるわけにはいかない」と話すように、負ければ一気に差を詰められてしまう油断ならない状況だ。

 一番いいのは、シーズン前半の5-1で勝利した試合を思い出すこと。レヴァンドフスキは「僕たちのパフォーマンスはとてもよかった」と振り返る。しかし、「ドルトムントとアウェイで戦うのはまた違う」とも話し、警戒心を強めた。なぜなら、ジグナル・イドゥナ・パークでは8万人ものBVBサポーターがチームの背中を押すからだ。つまり、バイエルンは冷静さを保ち、前向きな気持ちで臨まなければならない。ペップ・グアルディオラは、「ドルトムントに行ってあの空気を味わえるのがとても嬉しい」と頂上決戦を待ち侘びた。

ドイツサッカーの広告

 また同監督は、「欧州最高峰の試合。まさにこういったゲームのために皆サッカー選手を目指すのだ」と、国内に留まらないレベルだと強調し、ジェローム・ボアテング、ハヴィ・マルティネス、ホルガー・バドシュトゥーバーの3選手が復帰し、最終調整に参加したことを喜んだ。またグアルディオラは、特に攻撃陣に関して豊富な選択肢を抱えている。したがって、前節のように最初からフォワードを5人起用してくるのか、はたまた今回はやや守備的にくるのかといった采配にも注目が集まる。

 記者会見では当然戦術についても質問されるが、同監督は、「我々のアイデアは、『ボールを奪い、プレーすること』」と冗談交じりに返答。そして、「いずれにせよ、センセーショナルなゲームになることを願っている。この試合はドイツサッカーの広告になるだろう」と続けた。また、バイエルンがマインツ戦から改善した姿も見せなければいけないことは、同指揮官も承知している。「我々は完璧ではない。よりよいチームでいるために何をすべきを知るには、たまに負けることも必要」

 つまり、失敗から学ぶのがバイエルンのモットーというわけだ。もちろんグアルディオラが目指すのは、マインツ戦から素早く切り替えて再びいい結果を築き上げていくことと、最強の2位との難しい一戦に勝利すること。とは言え、「この試合にもし勝ったとしても優勝が決まるわけではない」と述べ、結局のところ懸かっているのが勝点3だけだということを強調した。

対戦相手情報

欠場する選手:ソクラティス(筋断裂)

トーマス・トゥヘル監督:「バイエルンを苦しめるために全てを捧げる。だが、今までもこういった状況下でバイエルンは最高のパフォーマンスを引き出してきた。我々にも我慢の時間はあるだろう。だが、そういった時間帯でも希望を失ってはいけない」

主将マッツ・フンメルス「もう一度全てをハラハラさせたい。それも息の詰まるようなハラハラだ。勝点差を2ポイントまで縮めたい。熱い試合になるだろう。バイエルンは、どういった試合になるか分かっている。だが、僕たちもそれは同じだ」