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誰にも止められない

ロケットのようなコマンとシュート連発のチアゴが大活躍

 対戦相手が深い位置で守備をしたり、スペースを消してくる時、または2人、3人の相手に囲まれた時など、キングスレイ・コマンはしばしば難しいシチュエーションに直面する。しかし彼が今季最高ともいえる活躍を見せた土曜日晩のヴェルダー・ブレーメン戦のように、ほんの少しでもスペースが開けたが最後、このロケットのようなウィングを止めることなど誰にもできない。カール=ハインツ・ルンメニゲはアリアンツ・アレーナで、「この若者は我々に多くの喜びをもたらす」と述べた。

 この日コマンは、バイエルンの5ゴールのうち3ゴールをアシストする活躍を見せた。ブンデスリーガにおいてバイエルンの選手が1試合でこれほど多くのアシストをしたのは、3年半前(2012年10月)のフランク・リベリーが最後だ。しかし1、2回絶好のチャンスに恵まれたものの、チーム内でキングという愛称で呼ばれるコマン自身はゴールを挙げることができなかった。フランス出身の同選手は「僕たちは素晴らしい試合をした。結果についても満足できる」とブレーメン戦について簡潔な感想を述べた。コマンは自身の大活躍について特に言及しなかったが、バイエルンの他のメンバーから多くの称賛を受けていた。

 その中にはペップ・グアルディオラも含まれる。同監督はこの矢のように速いウィングを「彼の今シーズの成功には目を見張るものがある」と称えた。昨夏、チャンピオンズリーグを戦うライバルであるユヴェントスFCから2年間の期限付き(買い取りオプション付き)でバイエルンに移籍したコマンだが、ルンメニゲは「この移籍は大成功だ」と喜びを表した。

チアゴ「解放的だった!」

 主将のフィリップ・ラームもまた、アリエン・ロッベン、フランク・リベリー、ダグラス・コスタにコマンが加わり、サイドからの攻撃チャンスが増えたことを喜んでいる。ラームは「彼は前に向かって大きな一歩を踏み出した。すでに多くチームを助けてくれているし、これからもそうなるだろう」と語り、この若い才能の更なる活躍を確信している。ブレーメン戦でコマンの活躍に特に恩恵を受けたのはチアゴだった。同選手はコマンのアシストにより、プロとしてのキャリアで初めて1試合2得点を挙げた。

 同試合で最も多くのシュート(6本)を放ったチアゴは、「キングスレイは2回とも大変良いクロスを挙げてくれた。ブンデスリーガで2年以上得点できていなかったから、特に1ゴール目は解放的だった」と振り返った。ユヴェントスとの2ndレグという重要な試合を控え、同選手もまた自信をつけることができたようだ。チアゴはそのユーヴェとの対戦について「大変な試合になるだろう。相手はイタリアの国内リーグ優勝者で、現在リーグトップ、そして昨年のCL決勝進出チームだ」と語り、大一番に向けて気を引き締めた。