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皆安心した

代表戦前に貴重な勝点3獲得

 エネルギーが切れ、足も次第に重くなっていったが、それでも最後は勝ち切った。バイエルンの代表取締役社長カール=ハインツ・ルンメニゲは、1-0で辛勝した1. FCケルンとのアウェイ戦後に、「我々は皆安心した」と本音を漏らしていた。バイエルンは現在、今季あと7試合を残した状態で2位のボルシア・ドルトムントに勝点差5をつけている。ルンメニゲは、「センセーショナルなことは期待してはいけない試合だった。最も大事なのは、勝点3を得ることだった。これで2週間落ち着くから、そこで少し回復できる」と代表戦のための中断期間を見据えた。

 ユーヴェとの120分にも及ぶ死闘から3日間も経たずして迎えたケルン戦。ペップ・グアルディオラは確かに数名のメンバーを入れ替えて、フレッシュな選手を起用してきたが、それでもマヌエル・ノイアー、ヨスア・キミッヒ、ダヴィド・アラバ、ダグラス・コスタ、シャビ・アロンソ、ロベルト・レヴァンドフスキは立て続けに先発出場することになった。アラバ、レヴァンドフスキ、ノイアーと共にフル出場さえも果たしたキミッヒは、「非常に骨の折れるゲームだった。特に終盤は難しかったよ」と試合を振り返る。

 そして試合直後のレヴィーからも疲労の具合が伝わってきた。本人も「まず少し休みが必要。だから、代表戦は最適だよ」と明かしている。実際に、その代表戦が来る前に全てを出し切ったレヴァンドフスキ。同FWは、ここ数週間の他の試合でもそうだったように、ケルン戦でも決定的な役割を担っていた。と言うのも、レヴィーの開始10分のゴールが決勝点になったのだ。「そのために彼がいる」と笑顔で述べたのはキミッヒ。これでレヴァンドフスキの今季の得点数は25ゴールとなり、この数字は、バイエルンにかつて所属した外国人選手の中でも最多得点となる。また、本人にとってもブンデスリーガのワンシーズンでは最多得点となる。

全体的には良、しかし厳しい戦い

 レヴァンドフスキの公式戦36ゴール目は、前半のバイエルンが主導権を握っている時間帯に訪れた。一点ビハインドに陥ったケルンだが、それでも守備にのみ集中していたため、バイエルンは追加点を奪うチャンスを作り出せなかった。そして後半に入ると、疲労からかバイエルンが失速。ゲームは行方の分からない緊張感のある展開を迎えた。ノイアーは、「勝点3を手にするためにはもう少しハードワークしなければならなかった。でも、全体的に僕たちはチームとしていい守備をして、ビッグチャンスはあまり与えなかった」と90分を総括した。

 こうしてバイエルンは、勝って気持ちの良いまま代表戦によるブンデスリーガの中断期間に入っていった。その代表戦では、ノイアーらドイツ代表がイタリアとイングランドという強豪国と対戦する。同GKは、「シーズンの閉幕前に少し休めるのは、僕たち全員にとっていい効果がある。来週が楽しみだよ」と述べ、今回の中断期間の重要性を説いた。