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「エネルギーがあり余っていた」

'用具係'でもあり'コーチ'でもあるミュラー

 彼はタッチライン際に立ち、指示を出していた。手を振り回していた。交代でピッチを退いたシャビ・アロンソの肩にジャケットを掛けていた。そして、主審が試合終了のホイッスルを吹いた時、ピッチに飛び出し喜んでいた。これは、ペップ・グアルディオラ監督のことではない。トーマス・ミュラーのことだ。ミュラーは1-0で勝利したケルン戦で、90分間完全に温存された。だが、ベンチでただ座っていることができなかったのだ。ミュラーは後にミックスゾーンで自身の行動について次のように説明している。

「少しエネルギーがあり余っていた」

 チームメイトのジェローム・ボアテングは、テレビに映っているものを見ながら笑っていた。土曜日の晩、スポーツ番組にゲストとして登場したボアテングは、そこで「彼を見ていると笑が止まらないよ」とコメントしていた。「トーマスは今日一人で全部やっていたよ。用具係からアシスタントコーチまでね。それで最後は一緒に喜んでいた」