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コマンとベナティアが復帰

リスボンで「難しい試合」を予期するFCB

 チャンピオンズリーグ準々決勝、SLリスボンとの2ndレグを二日後に控え、FCバイエルンの集中と緊張は徐々に上がってきた。スポーツディレクターのマティアス・ザマーは月曜日、ゼーベーナー通りにて「プレッシャーは大きい。もちろん我々にとっても」と打ち明けた。先週ミュンヘンで行われた1stレグでは1-0と辛うじて勝利したバイエルンだが、ザマーはこの勝利を「良い結果ではあるが、安穏とできるものではない」と見る。そして「難しい試合が我々を待ち構えているだろう」と続けた。

 ハヴィ・マルティネスもザマーに異論はないようだ。同CBは、ベンフィカは「弱点が少ない」上に「ヨーロッパでも最高の守備陣を抱えている。とても高い位置からアグレッシブでコンパクトに守るから、パスを通すのが難しい」と説明する。しかしそれでもバイエルンはリスボンに向かい、「勝利しようと試みる。それがFCバイエルンのメンタリティーだ」と力強く宣言した。

 大西洋沿岸のリスボンに向けて出発する約24時間前の月曜日午後、監督ペップ・グアルディオラはほとんど地中海にいるような暖かい気候の中、チームトレーニングを指揮していた。これは最終調整を除けば、ポルトガルチャンピオンとの対決前最後の練習となる。この日の練習ではバイエルンに朗報が訪れた。キングスレイ・コマン及びメディ・ベナティアがトレーニングに復帰したのだ。両選手は水曜日晩の試合で起用可能な状態にある。

大観衆が押し寄せるエスタディオ・ダ・ルス

 「素晴らしい雰囲気の中、緊張感のある2ndレグになるだろう。楽しみにしていい」と予告するのはトーマス・ミュラーだ。完売のエスタディオ・ダ・ルスを訪れる6万6千人の観客は、それぞれのチームを熱狂的に応援するに違いない。主将フィリップ・ラームは「僕たちは皆とても経験豊富で、雰囲気に慣れている。僕たちは既にCLでも何試合も見事なゲームをしてきた。だからどんなに素晴らしい雰囲気のスタジアムでも、それに呑まれることはない」と請合った。

 FCバイエルンのキャプテンは、この2ndレグに出場すればCL103試合目を記録し、ドイツの現記録保持者オリヴァー・カーンに並ぶことになる。サッカー専門誌Kickerのインタビューでそれについて感想を求められたラームは、「それは知らなかった。記録はそれほど重要でないが、嬉しいことだ。僕が長年とても高いレベルでプレーしたという証明になるからね」と笑顔を見せた。

 最終的にラームとFCBが水曜日の唯一の目標として掲げるのは、準決勝進出だ。FCBはたとえ引き分けでもこの目標を達成できるが、そのような計算を当てにする者など誰もいない。「もしも僕たちがアウェイで1点挙げられたなら、次に進むチャンスはとても大きくなる。そのことに疑いの余地はない」とラームが断言すれば、マルティネスも「FCバイエルンは決勝に行く、僕たちは全てに勝たなければならない」と意気込みを見せた。