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マッチポイントをものにできず

バイエルン、アトレティコ戦へ全力集中

アリアンツ・アレーナでの優勝決定は、今年も叶わず。
FCBがホームのミュンヘンでマイスターを決めたのは、1999/2000年シーズンまでさかのぼる。残り2試合となったFCバイエルンのホームゲーム、その最初のボルシア・メンヒェングラットバッハ戦、勝てば優勝を決められたのに、残念ながら1−1(前半1−0)の引き分けに終わり、今季もホームでのマイスター決定を逃してしまった。とはいえ、この3日(火)の夜にはもう、同じアリアンツ・アレーナでの最終戦、チャンピオンズリーグ準決勝の2ndレグ、アトレティコ・マドリード戦が控えている。このため、チームがこの引き分けを悔しがっている暇はない。

「言うまでもなく、今日マイスターを決めたかった。そうでないと言ったら嘘になる」と試合後に語ったカール=ハインツ・ルンメニゲ代表取締役も、「しかし、そんなことを言っても始まらない。勝点差はまだ5つある。得失点差でも貯金がある」と、特に心配していない様子。アウェイとはいえ、次節のインゴルシュタット戦では、今度こそ「ケリをつける」とルンメニゲは続けた。

ミュラーの1点のみ

ミュラーのゴール(前半6分)で開始早々リードを奪ったバイエルン、しかしこの日はグラットバッハを相手にどうしても「追加点を奪う」ことができなかったとジョシュア・キミッヒは振り返る。ジェローム・ボアテングも「良いチームを相手に最高の立ち上がりを見せることができた。我々も当然ながら、今日、ホームサポーターの目の前でマイスターに輝きたかった。残念ながら叶わなかったけれど」と総括した。長い負傷期間を乗り越え、見事復帰を果たしたボアテングは、「前半中にもっと得点を奪わなければならなかった」と分析した。

時間の経過にともない、グラットバッハは徐々に勢いを増し、後半には幾度か好機も掴むようになった。アンドレ・ハーンの同点弾(72分)も、こうしたチャンスの中から誕生した。「決して良い結果とはいえない。努力があまりにも足りなさすぎた」とボアテングは見ている。だがキミッヒは「どうしても今日マイスターになりたかった。それで火曜日への弾みをつけたかった」と語った。

アトレティコ戦は「花火のように爆発」

「弾み」をつけることはできなかったが、アトレティコ戦は待ってはくれない。ルンメニゲは「我々にとり、とてつもなく重要な試合だ」とアトレティコ戦の重要性をいまいちど強調し「全集中力を火曜日に向ける。なんとかひっくり返せるように願っている。難しい試合になることは百も承知している。だがここに集まる7万人の力を借りて、全力を尽くし果敢に戦うことを約束する。熱い戦いの日を終えたあかつきには、ミラノ行きが決まることを望んでいる」と語った。

このアトレティコ戦では、グアルディオラが、グラットバッハ戦で温存した多くの選手を再び起用すると予想される。「火曜日は難題が控えている。しかしながら、我々もFCバイエルンである。チャンピオンズリーグのホームゲームでは、統計上そこそこの勝率をあげているはず」とミュラーは言う。チャンピオンズリーグではドイツ人最多の通算36ゴールを記録しているミュラーは、「チームが一丸となり、花火のように爆発しなければならい」と闘志を燃やしている。