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次の目標は2冠

ポストパラストで優勝祝い―「我々は誇りに思っていい」

 まったく、彼は何でもできるようだ。ゴールゲッターで愛嬌もあり、そしてこの土曜日の夜にはパーティーの盛り上げ役も果たした選手の名は、トーマス・ミュラーだ。ミュラーはミュンヘンのポストパラストで行われた内輪の優勝パーティーで、ワンリパブリックのライブパフォーマンス中にフィリップ・ラームと共に舞台に上がり、センセーショナルなダンスパフォーマンスを披露してみせた。ロベルト・レヴァンドフスキやアリエン・ロッベン、ラフィーニャたちが彼に続くまで、そう長くはかからなかった。このようにして、ドイツマイスターの祝宴は大いに盛り上がりを見せた。

 だがその前に、バイエルンはリラックスした心地よい雰囲気の中、約300人のゲストと共に歴史的な26回目のドイツリーグ優勝を祝い、祝杯を挙げた。カール=ハインツ・ルンメニゲは「我々は、我々のFCバイエルンを誇りに思っていい。今日ここで経験した一日は、全く感嘆すべきものだ。ここで改めてチームに感謝を捧げたい。ピッチの上だけでなく、それ以外でも素晴らしいチームだ。彼らは見事にまとまっている。常に前進し、まったく気を抜くことがないのは偶然ではない」と絶賛した。

 ルンメニゲは更に「4回連続でドイツマイスターになることは普通ではない。そして来週DFBポカールの決勝に臨むことも普通ではない。その上、5年連続でチャンピオンズリーグの準決勝進出を果たすことも普通ではない」と続け、FCバイエルンの成功が当然のものではないことを改めて強調した。またルンメニゲは先週DFBからお祝いの手紙が届いたことを明かし、「FCバイエルン・ミュンヘンが、この数年いかにドイツサッカーの成長と発展に貢献してきたか」、その真の価値は数年後に初めて理解されるだろう、というバイエルンを称える文面を紹介した。

ペップに感謝、ノイアーとレヴィーに称賛

 そのドイツサッカーへのFCBの貢献に大きく関与したペップ・グアルディオラに対して、ルンメニゲは「ペップ、あなたに言えることは唯一つだ。あなたは友としてFCバイエルンを去り、いつまでもFCバイエルンの友であり続ける。そのことを約束しよう」と改めて心から感謝を述べた。その言葉にゲストが立ちあがり、このパーティーに家族と共に参加していた同監督に拍手を送った。感激した様子のグアルディオラに、ルンメニゲは「あなたと共に経験したこの3年間は、全く類のないものだ。これほどの濃密さとクオリティーの高さでチームを率いた監督には会ったことがない。主将のフィリップ・ラームも常に言っていた、“ペップは毎日僕たちに要求するが、同時に僕たちの成長を促進させる”と。本当にありがとう、ペップ!」と言葉を重ねた。

 ポストパラストでは、リーグ2連覇を遂げたFCバイエルンの女子チームにも惜しみない賛辞が送られた。そして特別に称えられたのは、マヌエル・ノイアーとロベルト・レヴァンドフスキだ。世界ベストGKのノイアーは今シーズンのブンデスリーガでわずか17失点と、BL新記録を更新した。これを「全く素晴らしい」と称えたルンメニゲは、かつて世界で活躍したストライカーとして、もちろんレヴァンドフスキの30得点も大変喜んでいる。既にハノーファー戦の開始前、ルンメニゲは同FWに「今日、30ゴール目を挙げるんだ!これは本当に卓越した記録だ。君が我々の元にいることを大変幸せに思う」と声をかけていた。

 ポストパラストでの祝宴には、DFB会長のラインハルト・グリンデル氏、DFL会長のラインハルト・ラウバル氏、DFLのCEOクリスティアン・ザイフェルト氏に並び、数多くのFCBレジェンドがゲストとして招かれていた。彼らは午後にアリアンツ・アレーナで試合を観戦した後、夜にはバイエルン・ファミリーの輪の中でこの素晴らしい祝宴を楽しんだ。

 そしてこの優勝の1週間後には、ベルリンでの更なる勝利が予定されている。それというのもFCBにとってシーズンはまだ終わっていない。ボルシア・ドルトムントとのDFBポカール決勝に勝利して2冠を祝うという目標が、まだ残っているのだ。ルンメニゲは「今年の我々のライバルとなり、敬意に値するチームが対戦相手となる。我々は良いパフォーマンスを出さなければならない。しかし我々にはそれが可能だと信じている。この対戦はドイツサッカーのハイライトとなるだろう」とチームを鼓舞した。