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ボアテングが初ゴール

「そろそろ僕のゴールが決まってもいい時が来た」

 ドイツのコーナーキック後、ブロックされて飛んできたボールを、ゴールから離れた位置にいたボアテングがシュートを放ち、ゴールに突き刺した。国際試合63試合目にして初ゴールを決めたジェローム・ボアテングは、個人的な夢を叶えたばかりでなく、同時にユーロ2016・ラウンド16のスロバキア戦(3-0)において、早い段階でチームを勝利に向かう軌道に乗せた。ヨアヒム・レーヴは、「あのボールを受けるのはそう簡単ではなかっただろう。彼は見事に決めてみせた。我々が早い段階で得点することは、そう多くはない。あのゴールは我々に安定をもたらした」と、DFリーダーであり、「主力選手」の一人であり、さらにゴールまで挙げたボアテングを称えた。

 当のボアテングは自身初得点に繋がった力強いダイレクトシュートを思い返し、「そろそろ僕のゴールが決まってもいい時が来たんだろう。チームのために嬉しく思う。チームは今日、とてもいい試合をした」と喜びを語った。得点した後に同選手が真っ先に向かったのはチームベンチだ。そして高まった感情のままに、チームドクターのDr. ハンス=ウィルヘルム・ミュラー=ウォールファールトと理学療養士のクラウス・エデルと抱き合った。ふくらはぎの問題を克服したばかりの同選手は、「この数日、理学療養士たちが尽力してくれた。彼らがいなければプレーできなかっただろう」と感謝を口にした。

 ドイツ代表の守備陣において、FCバイエルンの同CBは既に長い間リーダーの役割を担っている。チームメイトのトーマス・ミュラーは、賢く、精度の高いパスで試合を組み立てる同選手のことを、ウィンクしながらフランツ・ベッケンバウアーにちなんで「皇帝」と呼ぶ。必要なら批判も厭わないボアテングについて、レーヴは「彼の価値についてわざわざ言及する必要はない。チームが絶大な信頼を寄せることができる選手だ」と述べた。現在27歳のボアテングは、「現在のポジションは、僕自身が勝ち取ったものだと考えている」と言う。現在フランスで開催中のユーロにおいて、同選手の成功はこの先も増えていくに違いない。