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ボアテングに希望

ノイアーら、スロバキア戦に向け「準備万端」

 呼吸を整えてリラックスし、疲労回復を促す。マヌエル・ノイアーやヨスア・キミッヒにとって、オフの木曜日は良いものになったようだ。しかし今この瞬間から、ユーロ2016のラウンド16、スロバキア戦(27日、日本時間1時)に向けて100%集中することが求められる。ノイアーも「これから決勝トーナメントが始まる。試合になれば全てが起こり得る」とわかっており、「誰が相手でも軽んじてはならない」と警告した。

 どちらにせよ、ドイツ代表が十分に警戒して試合に臨むことは間違いない。ノイアーが言うようにラウンド16は「全く異なる試合」になるだろうが、ドイツ代表は4週間前に雨が降りしきるアウグスブルクで行われたテストマッチで、スロバキアに1-3で敗北しているのだ。世界最優秀GKのノイアーは、「僕たちは準備万端だ。可能な限り早い段階で勝利を決定づけられるように試合に臨む。準々決勝に進みたい!」と意気込みを述べた。

 しかしW杯チャンピオンのドイツ代表は、ラウンド16に向けた準備をジェローム・ボアテングなしで始めなければならなかった。守備リーダーの同選手は金曜日、エヴィアンで特別トレーニングに取り組み、自転車型エルゴメーターを漕ぎ、隣のトレーニング場でランニングを行った。だが土曜日の最終調整では、再びチームメイトとのトレーニングを予定している。ノイアーもボアテングについて、「誰もが彼のクオリティーを知っている。彼が試合に出られるように、僕たち皆祈っている」と語った。

「多くを費やしてきた」

 攻撃的なスロバキアとの対戦にトップコンディションのボアテングが出場できれば、その価値は当然大きい。ドイツが特に注意しなければならないのは、アウグスブルクのテストマッチとユーロ・グループステージで勝利を収めたロシア戦(2-1)で得点し、その能力を証明したマレク・ハムシクだ。だがノイアーは「ただ1人の選手に集中するのではなく、攻撃陣全体を把握しておかなければならない。僕たちの守備が良いのは、そのために多くを費やしてきたからだ。これからも引き続き、そのようにしていくつもりだ」と、2日後に迫った対戦を見据えた。

 一方のスロバキアは、アンダードックと見なされる己の役割を自信を持って果たしている。同代表主将でリヴァプールFCに所属するマルティン・シュクルテルは、「僕たちは10年以上共にプレーしており、卓越した成績を収める可能性は十分あると、既に何度も証明してきた。僕たちの友情が僕たちを強くする」と述べた。そして以前ブンデスリーガでプレーしていたアダム・ネメツは、「この大会で、これまでドイツは1つも失点していない。でも今、ついにその時がやって来た!」と闘志を見せた。