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イタリア相手のトップゲーム

ボアテング「闇雲に突進するのではなく、解決策を見つけなければ」

 2006年夏のドイツW杯、あるいは今から4年前のユーロ2012。そこで喫した敗北は、まったく痛いものだった。そのどちらでも準決勝でイタリア相手に敗退したドイツ代表は、現在8大会連続でイタリア相手に勝ちなしだ。しかし2014年W杯チャンピオンであるドイツは、ユーロ2016準々決勝(3日、日本時間4時、ボルドー)で雪辱を遂げるつもりだ。

 ジェローム・ボアテングは木曜日、週末の対戦について「楽しみだ。ビックマッチになるだろう」と語り、更に「ふくらはぎの状態はとても良い。土曜日は問題ない」と続けて、自身の起用に関して心配はいらないとアピールした。つまり同DFはマッツ・フンメルスと共に、このユーロまでドイツでは無名だったグラツィアーノ・ペッレとエデル・チタディン・マルティンスの相手をすることになる。ボアテングは「彼らのことは知っているし、いつも通りしっかりと準備するよ」とコメントした。    

「イエローカードの危険」を恐れず

 だがドイツが注意しなければならないのは、このストライカー・コンビだけではない。ボアテングは、この大会でのイタリア代表全体から「大変良い印象」を受けており、それにオリヴァー・ビアホフも「イタリアは、もしかしたら2012年よりも強くなっているかもしれない。より組織的で、まとまっている」と同意を示した。しかし、イタリア相手に改善すべき大会成績は最重要テーマではない。トニ・クロースは「ドイツ代表にとって、イタリアとの対戦はいつも簡単ではなかった」と言いつつも、「とてもポジティブな気持ちで、僕たちがイタリアに勝つことができると考えている」と力強く宣言した。

 そのためには「僕たちのゲームをやり通すことが重要になるだろう」と言うのはボアテングだ。同選手が指摘するように「イタリアはチームとしてまとまっており、守備も堅い」ため、対するドイツ代表は「闇雲に突進するのではなく、解決策を見つけなければならない」。それというのも、そんなことをすればカウンターに強いイタリアにチャンスを与えることになるからだ。フンメルス、ヨスア・キミッヒ、サミ・ケディラ、メスト・エジル同様、既に1枚イエローカードを出されているボアテングだが、「そのことについては考えない」と言い、フンメルスも「僕個人が罰をもらうより、チームの失点の方が損失だ」とイエローカードを恐れることなく試合に臨む心積もりだ。特にイタリア相手となれば、それもそうだろう。