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公式紹介

「大きなやる気」を感じるアンチェロッティ

 月曜日午前11時4分、カルロ・アンチェロッティがアリアンツ・アレーナの会見場に姿を現すと同時に、FCバイエルンの新たな時代が幕を開けた。新監督の公式紹介で、「カルロに心から『ようこそ』と伝えたい」と挨拶したのは、バイエルンの代表取締役社長カール=ハインツ・ルンメニゲ。「彼をFCバイエルンへ呼ぶことができて本当に嬉しい。彼は、適切な時期に適切な場所に来た適切な監督だ。素晴らしいパートナーシップを築けることだろう」と続けた。

 アンチェロッティも、「ここにいることをとても嬉しく、誇りに思う。バイエルンに感謝したい。世界最高のクラブの一つに所属することができ、非常に良い気持ちだ」と、最初のコメントをドイツ語で述べた。一年間休職をしていた同監督は、休みの間に「大きなやる気」を得たと話し、「バイエルン・ミュンヘンには素晴らしい伝統があり、私がそれを引き継ぎたい」と意気込みを語った。

スムーズな対談

 アンチェロッティは、自身の前任者、そして「友人」のペップ・グアルディオラの仕事を称賛していた。「ここでの数年の仕事は卓越していた。このスタイルをキープしたい。私は、革命を起こすためにここに来たのではない。もちろん、バイエルン・ミュンヘンのスタイルが攻撃的サッカーだということは明確に認識している。私は、攻撃的サッカーを愛している。どの大会においても強い存在でいられるよう試みる」

 またルンメニゲは、新監督との契約における交渉が、「比較的スムーズ」に進んだと報告。「向かい合って座っただけで、大それた交渉をしたわけではない。バイエルン・ミュンヘンはカルロに監督になって欲しくて、カルロはバイエルン・ミュンヘンの監督になりたかった。両方の望みが一致し、握手を交わして、このテーマは比較的早く終わった」

「自分のしていることが大好きだからだ」

 アンチェロッティも、自身の「即決」について、「バイエルンが私を監督にしたがっていて、私もFCバイエルンを指導したいと思っていた」と説明。過去に5度のチャンピオンズリーグ制覇というキャリアを持つアンチェロッティは、バイエルンで採用するシステムについて、「選手の特徴に合わせる。サッカーのアイデアはある。だから、選手たちがそれに調和していかなければいけない」と述べた。

 そして、ユヴェントス、ACミラン、チェルシー、パリ・サンジェルマン、レアル・マドリードを経験してきた同監督は、確かな結果を求められるという高いハードルへのプレッシャーをあまり感じていないようだ。「常に運よくトップチームを指導してこれた。どのトップクラブだってタイトルが欲しい。だが、正直なところ、私はそのプレッシャーをそこまで感じていない。自分のしていることが大好きだからだ。常にベストを尽くそうとする。バイエルンは素晴らしい歴史を持っている。チャンピオンズリーグでもね。我々は、そういった大会で戦えるようなチームでありたいし、どの大会も優勝したい」