presented by
Menu
バイエルン対レアル・マドリード

「良い試合のための全条件が揃っている」

 2年間で4タイトルを獲得し、その内の一つは長年切望した10回目のチャンピオンズリーグ優勝だった。そのレアル・マドリードは、カルロ・アンチェロッティにとってもちろん特別なクラブだ。2013年から2015年にかけて同クラブの監督ベンチが定位置だったアンチェロッティにとって、これがレアルとの初めての再会となる。現地時間で3日の19時30分(日本時間翌日8時30分)、8万2千枚のチケットが完売(!)となったニュージャージーのメットライフ・スタジアムで、FCバイエルンはアウディ・フットボール・サミットにてレアル・マドリードと対戦する。

 FCBのアメリカツアーの締めくくりとなる1戦を前にしたアンチェロッティは、「この試合はもちろん特別なものだ」と述べ、マドリードで過ごした「素晴らしい時間」について語った。「古い友人、当時共に働いた多くの人々や選手に再会することだろう。そしてもちろん、ジズーにも。彼は私の選手であり、アシスタントだった」とサッカー界のレジェンドでレアルの監督であるジネディーヌ・ジダンの名を挙げると、「彼は、レアルで成功するために必要な全てを持っている。経験と、最も重要なカリスマ性を備えている。彼の成功を願っている。だがヨーロッパを舞台にしてではなく、特にスペイン国内でね」と笑ってみせた。

レアルはロナウドとクロースなし

 しかしジズーやレアル・マドリードとの再会は、この試合で最重要ポイントではない。アンチェロッティは「これは我々にとって、公式戦前最後のテストマッチだ」と指摘し、来週日曜日(8月14日)に行われるドルトムントとのスーパーカップに意識を向けた。それまでにFCBの同監督がやるべきことは、まだ多くある。特にアメリカツアー後、最後のユーロ参加者がトレーニングに合流したら、アンチェロッティは彼の率いるチームのプレーに磨きをかけていくことになる。

 同監督は、「新しいクラブでの私の最初の課題は、選手たちと知り合って関係を築くことだ。その後で我々は、チームのキャラクターをベースにしたサッカーを発展させることができる」と、自身の仕事の進め方について説明した。

 だがバイエルンは今、まずはレアル・マドリードとの試合に焦点を定めている。バイエルン同様、レアルにも世界最優秀サッカー選手のクリスティアーノ・ロナウドやトニ・クロースなど数人の選手がまだチームに戻っていないものの、フィリップ・ラームが言うように「良い試合のための全条件は揃っている」。同選手は、「これは特別なことだ。トップチーム同士の対戦だ。両チームともチャンピオンズリーグで、常に準々決勝か準々決勝までは進むし、決勝進出を果たすこともある。きっと素晴らしい試合になることだろう」と、アメリカツアーのハイライトとなるこの試合を大変楽しみにしている様子だった。

 この対戦はレアル・マドリードにとってもインターナショナル・チャンピオンズ・カップで3戦目にして最後の試合となる。これまでの同クラブの成績は、パリ・サンジェルマン戦で1-3、チェルシーFC戦で3-2となっている。