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「気持ちで勝った」

自信に繋がる重要な勝利

 FCバイエルンは27日(土)、ブンデスリーガのトップゲーム、対バイエルン・レヴァークーゼン戦になんとか2-1で勝利し、2連敗という悪い流れを断ち切ってほっと一息ついた。今季8勝目を挙げたバイエルンは、首位を走るRBライプツィヒと勝点差3で2位につけている。また、年次総会の翌日にクラブの会長の座に就任したウリ・ヘーネスが第12節を振り返った。

 75,000人の観客が集まった完売のアリアンツ・アレーナでの激戦に勝利した直後、カルロ・アンチェロッティ監督は「苦しい時期から抜け出し、勝利を収めた。この試合に勝った意味は非常に大きい。ここ2試合はあまり良くなかったから、修正が求められていたが、それができたよ。良いプレーをするより、とにかく勝つことが大事な時期もある」と振り返った。

フンメルスが初ゴール

 56分にチームを勝利へ導く、バイエルン移籍後初のリーグ戦ゴールを決めたマッツ・フンメルスは、「決して綺麗な勝利ではなかったが、戦って手にした勝利だ。今日は気持ちで得た勝利。戦術やレベルの高さで上回ったわけではない。単純に今日は戦いだった」とコメント。

 試合は、チアゴの30分のゴールでバイエルンが先制するも、35分にはハカン・チャルハノールに同点ゴールを許し、そこから何度も危険なチャンスを演出されてしまう。終盤にも、同点弾を狙うべくレヴァークーゼンが人数をかけて攻めてくるが、ハヴィ・マルティネスが体を張って死守する。そのシーンでは、マルティネスが実際にハンドをしていたが、審判の笛が鳴らずにバイエルンは命拾いをした。フンメルスが、「全体的に少し運が良かった。だが、この結果は順当だ」と総括した。

まだ改善の余地あり

 ウリ・ヘーネスは、現状を次のように推察する。「レヴァークーゼンは強敵だ。だから非常に厳しい試合だった。事実なのは、今のところ我々があまり支配できていないということだ。ホームでも相手をコントロールできていない。自信が足りないことが原因になっているのかもしれない」。フンメルスも、「僕たちが今100%自信に満ち溢れている状態でないのは、見て取れたと思う」とヘーネスの意見に同意した。

 そしてトーマス・ミュラーも、「過去もそうだったが、今は楽な状況ではない。だから、勝利するためにハードワークが求められる」とコメント。また、GKマヌエル・ノイアーは、「気楽さと慎重さ」の欠落を指摘し、フィリップ・ラームは、「まだ全てが機能しているわけではない。それは見て分かったと思う。ハードワークして見出していかなくてはならない」と説明した。

 レヴァークーゼン戦で勝ち取ったのは、ライプツィヒとの差を保つ勝点3だけではなかった。強いチームに勝利したことで得られる自信も重要だった。ウリ・ヘーネスも、「自信を持つことで、また良いサッカーができるようになる」と強調。そして、まだまだチームに改善の余地が残されていることも全員把握している。フンメルスが、「まずまずの成績を最高の成績にするための時間は、ウィンターブレイクまでまだ残されている」と最後にコメントした。