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シメオネの称賛とサウールの夢

「バイエルンは偉大な対戦相手」

 強い光を発するアリアンツ・アレーナの外装でさえ、時に弱弱しく人の目に写ることもあるようだ。ミュンヘン市内北部には非常に濃い霧がかかり、FCバイエルンのホームスタジアムは、隣接する高速道路からぼんやりとした外観しか捉えることができなかった。しかし、アトレティコ・マドリードはそれでも昨晩アレーナを発見し、グループリーグ最終節、対FCバイエルン戦に向けた最終調整を行った。

 「チャンピオンズリーグの準決勝とは異なる試合。だが、チャンピオンズリーグではどんな試合でも完璧なパフォーマンスを披露したいものだ」と、予選最終節に向けた記者会見でコメントしたのはサウール・ニゲス。このグループの結果はもう確定しており、アトレティコが首位通過、FCバイエルンが2位通過という順。つまりこの一戦は消化試合ということになるが、それでもそれが両者のモチベーションを低下させることはない。昨シーズンの準決勝1stレグで決勝点を決めたサウールは、「プレーできれば、大きな夢が叶う」と心境を語った。

「信じられないほど素晴らしいチームプレー」

 そして監督のディエゴ・シメオネは、アリアンツ・アレーナを包んでいる霧に例え、今日の試合で起用するメンバーを濁した。「試合が楽しみだ」と今夜を見据えると、「この試合にも目標はある」とコメント。一方サウールは、「もちろん、常に勝利を目指す。だが、難しい試合になるよ。バイエルン戦の場合、ピッチのどの位置にいても危険だ。とても注意深いプレーが要求される」と警鐘を鳴らした。

 シメオネもそれに同調し、「FCバイエルンは偉大な対戦相手だ。非常に競争力のあるチームで、信じられないほど素晴らしいチームプレーをする」と絶賛。そして、バイエルンの柔軟性にも言及し、「彼らは複数のシステムを使いこなす。たとえ、それが昨年とは異なるシステムでもね」と解説。一方アトレティコは、誰が先発するかに関わらず、折り紙つきのあのプレースタイルを維持するつもりだ。シメオネは最後に、「我々はもう何年もプレースタイルを変えていない。相手の特徴も把握している。バイエルンを苦戦させてみせるよ」と力を込めた。

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