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アンチェロッティの総括

「我々は夏よりも強くなっている」

 再び完璧に整えられた芝生の上で行われた最後の練習メニューは、これまでで最も短いものだった。カルロ・アンチェロッティは、ドーハの午前中の日差しの中、選手たちに50分間汗をかかせたあとに練習を終えた。恐らく、2017年初となるKASオイペンとのテストマッチ前に、選手たちに極端に負担をかけないための配慮である。

 バイエルンの同監督は「とても充実した一週間だった。とても集中してトレーニングできた」と振り返って選手たちに賛辞を贈り、「自信も最高潮だ」と満足感を滲ませた。選手たちの取り組み、そしてホテルやトレーニングに適した気候が「完璧なキャンプ地」に、アンチェロッティは「非常に満足」を示している。「天気の力は大きい。気温0℃の中では、このような負荷でトレーニングすることはできない」。

 SCフライブルクとの最初の公式戦まで、バイエルンに残された時間はあと10日。同監督は、この一戦に向けチームは準備万端だと見ている。アンチェロッティは、「我々は夏よりも強くなっている。お互いをより理解しているし、6ヶ月間一緒に練習に取り組んでいる。だから私は、シーズン後半戦は前半戦よりも良い結果になると思っている」と自信をのぞかせた。3つのチャンピオンシップ全てで目標を達成するためには、それは非常に重要なことだと同監督は言う。「シーズン前半戦よりも良いプレーをすることが我々の目指すところだ。最後まで勝ち残りたい」。

「選手層は厚い」

 アンチェロッティにとってもうひとつ喜ばしいことは、マヌエル・ノイアーの快挙だ。世界トップの同GKは、FIFAとFIFProが選ぶワールドベストイレブンに4年連続で選ばれたのだ。アンチェロッティは、「マヌの快挙にはみんなとても喜んでいるよ。彼は世界最高のゴールキーパーだ」と手放しで喜び、「常に集中していて、チームがより強くなるのを助けてくれている」と賞賛した。しかし、シーズン後半戦に際し、イタリア出身の同監督が特に重視するのはチームスピリットだ。「どの選手も大事だ。若手と経験豊富な選手が入り混じって、選手層は厚い。このミックスがシーズン後半戦、我々を助けてくれる」。

 しかしバイエルンは、まだちょっとした試練を克服する必要があるだろう。ドーハとミュンヘンの気温差は、時には50度にものぼる。ドイツ王者はまず、ドイツの冬に再び慣れなければならない。選手たちに帰国後1日のオフを与えたアンチェロッティは、ラームやミュラーらに「ちょっと慎重に」する必要がある、と注意を促した。金曜日には、再びベーゼナー通りでトレーニングが行われる。例え凍て付くような環境の中でも。

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