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凍える中でトレーニング

テンポと楽しさを保ち、寒さに対抗

 「もっと、もっと! プレッシング! いいぞ!」。カルロ・アンチェロッティは、火曜日午後のトレーニングのチームの様子に大変満足していた。次節に向けたメニューを消化した後も、バイエルンの監督とコーチ陣は、ほとんどマイナス10度の気温にもかかわらずバイエルン・スターが汗をかくような練習を用意していた。

 その最初の練習メニューが終わった頃、既に選手たちはマフラーや帽子を脱ぎ去っていた。密度の濃い練習をこなしたトーマス・ミュラーたちは、見るからに活き活きとしていた。ミュラーは「この気温で外に出るんだから、動きたくもなるよ」と、FCバイエルン.tv-News に語った。

 メインコートで1対1のトレーニングが行われる中、その隣のサブコートから朗報が届いた。チアゴがこの日、負傷後初めて芝の上でトレーニングを行ったのだ。チアゴはダッシュやボールを使った練習に取り組み、チームトレーニング復帰に向け順調に回復していることが見て取れた。

 可能な限り早くチームに戻りたいチアゴは、練習中もしばしばチームメイトの様子に目を向けていた。そこではヒールトリックやシザーズなど、相手を抜き去るためにあらゆる技が駆使され、大きな歓声が上がっていた。アンチェロッティは選手たちを鼓舞し、いくつかの助言を与えていた。

激しい戦い

 トレーニングの締めくくりには、狭い範囲でミニゲームが行われ、「後ろに注意! 左へ! シュート!」という声がゼーベナー通りに響き渡った。練習ではあるが、負けてもいいと思う者は当然いない。選手たちは皆、ゴールが決まれば熱狂的に喜び、ボールを奪われると大いに悔しがった。素早いテンポでゲームは進み、接戦の末、最終的にダヴィド・アラバ、フランク・リベリー、ハヴィ・マルティネスのチームが勝利を祝った。

 トレーニングの後、ミュラーは「試合形式の練習では、常に熱くなる。今日のゲームもとても接戦だった。1ゴール差で勝敗が決まったんじゃないかな。皆楽しんでいたし、既に週末を楽しみにしている」と語った。ブレーメン戦(28日15時30分、日本時間同23時30分)に向けた準備は着々と進んでいる。この寒さでバイエルンの雰囲気が壊れることはない。

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