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「もっと上手くできる」

「貪欲な気持ち」で秋の王者に

 -7度という気温の中で激しい攻防を繰り広げた選手たちの上には、体から出た湯気の雲が出来上がっていた。SCフライブルクに2-1の勝利を収めたあとトーマス・ミュラーは、「今日は厳しい試合だった。ハードな戦いだったよ」とコメント。後半アディショナルタイムにロベルト・レヴァンドフスキが決勝ゴールを決め逆転勝利を手にしたバイエルンだったが、フイリップ・ラームは「終了間際に2-1にできたらそれは当然嬉しい」と率直な感想を述べ、同時に「間違いなくもっと上手くプレーできた。だが、大事なのは僕たちが勝利したこと」とも話し、結果の重要性を強調した。

 バイエルンにとってこの勝利は、今年最初の公式戦白星であり最初の勝点3というだけでなく、1位の座を守ると同時に非公式タイトル『ヘルプストマイスター(秋の王者)』をチームにもたらす勝利だった。バイエルンにとっては通算22度目、6年連続のヘルプストマイスターだ。正直なところ、選手たちにとってそのタイトルはそこまで大きな意味を持たないが、統計データ的には非常に大きな吉兆を意味している。バイエルンがこれまでこの非公式タイトルを手にした21シーズン中、18シーズンで最後に本物のタイトルを手にしているのだ。

「異なるクオリティーを示さなければならない」

 しかし、秋の王者になったからといって自然と優勝がこちらに歩み寄ってくるわけではないことは、選手たちも承知している。「立ち上がりから厳しいゲームだった。非常に守備が良くて、高いインテンシティーを持った相手だった」とフライブルクを称賛したカルロ・アンチェロッティ監督は、「今日のプレーには満足できないが、結果には満足していい」とチームのパフォーマンスに改善の余地を見出した。

 また監督は、バイエルンの「勝利への貪欲な気持ち」をとりわけ強く称賛。「だから最終的に勝つことができたんだ。だが、そうならない時もある。その時は異なるクオリティーを示さなければならない。時には戦って逆転しなければいけないときもある。我々はそれをやってみせた」

 アリエン・ロッベンは、「ウィンターブレイク明けの最初の試合はいつも難しい。再スタートする必要があるからね。試合をこなしてリズムを取り戻し、高めていきたい」と力を込めた。来週土曜日に控えるブレーメンとのアウェイ戦でまた湯気の雲ができあがるのだろう。

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