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「身体が決めること」

ミュラーが春に持つ特別な想い

 「一般的に、4月はスーパーな月。自然もサッカーも色めく時期だ」。fcbayern.comが伝えたところによると、トーマス・ミュラーは最高の気分でこれからの数週間に期待を高まらせている。この27歳の選手に悪い印象を持つ者がいるだろうか?2勝と1得点という追い風を受けてドイツ代表から戻ったミュラーを、今シーズンを決定付ける数週間が待ち受ける。

 ブンデスリーガではドイツ王者の座をほぼ手中に収め、チャンピオンズリーグでは準々決勝レアル・マドリード戦を控えて、DFBポカールではボルシア・ドルトムントと準決勝で対戦するFCバイエルン。ミュラーにとってそれは、幸運であると同時に不安材料でもある。W杯覇者のミュラーは、「基本的には、4月に多くの試合があることはとても楽しみだ。つまり、すべての大会で勝ち残っているということだからね」と前向きに答えつつ、「しかし一方、息が詰まるような月日になるというということでもある」と今後への気持ちを覗かせた。

手始めはアウグスブルク戦

 30日間で9試合という日程の幕開けとなるのは、ブンデスリーガでのFCアウグスブルクとのホーム戦だ(土曜日15時30分、日本時間21時30分)。順位表2位と勝点差13を付けているバイエルンは、次節には幾分リラックスして臨むことができるはずだ。何と言っても、直後にはチャンピオンズリーグでのレアル・マドリード戦が控えているのだ。

 しかし、ブンデスリーガで最多アシストを記録するミュラーは、決して調整不足や人員の問題を予想していない。「レアル・マドリード戦へのモチベーションは、アウグスブルクとのリーグ戦とは異なるもの。それは当然のことだ。しかしひとたび主審が笛を吹けば、人は勝利を求める。いいプレーをしたいし、ピッチで高いクオリティーを示したいと思う。頭じゃなくて、身体が決めることなんだ」。

この感覚を携えて

 従って、ファンはこの熱闘の開幕にあたり、素晴らしい戦いを期待することができる。というのも、ミュラーにとってアウグスブルク戦での達成感が、続く試合への大きな意味を持つからだ。同FWは「勝利の感覚を忘れたくない。無敵の感覚、それが僕たちが持ち続けたいものだ」と貪欲さを示しつつ、「それが続く試合、チャンピオンズリーグでの戦いが厳しくなったときに役立つ」と付け加えた。

 ミュンヘンで太陽が照り付け、暖かい気温が続く間、トーマス・ミュラーはこの特別な春への想いが何ヶ月も続いてほしいと思うのだ。

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