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チーム精神とゴール

「僕たちは全力を尽くす」

 3-0(1-0)で勝利した1. FCケルン戦後、ミュンヘンに帰る飛行機の機内は良い雰囲気に包まれていた。選手たちはトランプをしたり、音楽を聴いたり、試合のシーンを振り返ったりしていたが、そんなフィリップ・ラームやマヌエル・ノイアーらの顔には、微笑が浮かんでいた。

 2016年の4月以来自身のファンの前で負けていなかったケルン相手に、そのホームスタジアムで圧倒的な勝利を収めたFCバイエルン。キャプテンのフィリップ・ラームは試合後、「僕たちは絶対に2位との勝点差をもう一度7ポイントに拡げたかった」と打ち明けた。遅くとも前半25分のハヴィ・マルティネスの1-0のゴールの後に、バイエルンが1. FCケルンの堂々たる連続記録を打ち破る可能性は大きくなった。マヌエル・ノイアーは「先制点を奪えば、それが僕たちに安定感をもたらす。僕たちの先制点で相手の気力はくじかれたと思う。再び調子を取り戻すのは彼らにとって難しいことさ」と説明した。

「僕たちは素晴らしいチームだ」

 バイエルンはその上、先制点の後も全く手を抜くことなく、シュート14本、コーナーキック7本、パス成功率89パーセント、1対1の勝率は57パーセント以上を記録した。ハーフタイム前はドイツマイスターのバイエルンがゲームの全てをコントロールしていた。そして後半開始直後の48分には、フアン・ベルナトがリードを広げる追加点を奪う。先制点に続き、バイエルン2点目を挙げたのも再びディフェンダーだった。ラームは、「ハヴィとフアンは、ロベルトほど多くゴールを決めていないからね」と2人のゴールを喜んだ。そして、バイエルンがあまりにも早くケルンの「期待を裏切る」ことができたため、「僕たちが圧倒的な試合をすることができた」と付け加えた。

2015年11月以来となるゴールを決め、チームを勝利の軌道に乗せたマルティネスは、「とても幸せだ」と試合後にコメントした。そして「僕たちのコンディションは良く、選手たちは貪欲だ。僕たちは全てのタイトルが欲しい。そのために全力を尽くしている」と、更なる成功を見据えた。負傷離脱明けでジョーカーとして出場し、試合終了間際にゴールを決めたフランク・リベリーも、「僕はまだ90分間ピッチに立っていないが、コンディションは良くなっている。このチームでピッチに立つことができるのは、幸せなことさ」と満足した表情を見せた。

アーセナル戦では「全力を尽くさなければならない」

 バイエルンの現在の成功は、チーム精神の賜物でもある。リベリーは「雰囲気はとても良い。僕たちは素晴らしいチームだ」とチームの様子を評価する。同選手は「僕たちは共に何かを獲得したい、常に勝利し続けたい。ベンチにいる選手も100パーセント集中し、20分間か30分間の出場のためにも準備ができている。いつも言っているように、たくさんのタイトルが欲しければ、選手一人ひとりが必要だ。全ての試合に3-0で勝つことはできないが、このようなパフォーマンスを続けなければならない。僕たちにはまだとても重要な3ヶ月が残っている」と、自身の考えを打ち明けた。

 既に火曜日には、次の試合が待っている。アーセナルFCの本拠地で、バイエルンはホーム戦での5-1のアドバンテージを失わず、チャンピオズリーグベスト8進出を完璧な形で決めたいところだ。マルティネスは「僕たちには大きなアドバンテージがあるが、アーセナルは危険だ。だから勝利のために全力を尽くさなければならない」と気を引き締めた。そしてラームも、「僕たちはとても集中して試合に入らなければならない。そして特に最初の15分間で、アーセナルの次ラウンド進出は不可能だと示す必要がある」と要求した。ミュンヘンへ戻る良い雰囲気の機内では、既に次の勝利に向けて士気が高まっていた。

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