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バイエルンは「火曜日に向け意気込んでいる」

 FCバイエルンのファンはいつものように賢慮を見せた。勝利で試合終了を迎えるため全力を尽くし戦ったチームを、彼らは激励で労った。バイエルンはレヴァークーゼンとのトップゲームをスコアレスドローで終え、勝点1を手にし帰路へつくことになった。カルロ・アンチェロッティ監督は「勝つことができたら、順当な結果といえたはずだった。だが我々はチャンスを活かすことができなかった」と試合後に語った。

 主将のフィリップ・ラームは「バイエルンは勝点2をみすみす失った」「勝者としてピッチを後にすることができたはずの決定的なチャンスがあった」としながらも、前向きさを失わず「きちんとした試合ができていた、誰一人非難することはできない」と強調した。事実、バイエルンは試合開始30分を経過してから猛攻を開始し、ダヴィド・アラバ、ハヴィ・マルティネスとアルトゥーロ・ビダル(33分)による息をつく間もない3連続の決定機の他にも、キングスレイ・コマン(37分)、チアゴ(40分)、再びビダル(43分、44分)のゴールチャンスと、非常に数多くのシュートを放った。

 まずは控え選手として試合開始を迎えたラームは、72分に交代で試合へ出場する前から「すでに前半、試合をリードするいいチャンスがあった」と1-0へ向け攻勢をかけるバイエルンの試合をベンチから分析していた。85分には同選手自身へも、決定的な得点チャンスが訪れている。またロッベン(90+1分)にも、レヴァークーゼンのディフェンダー、ティン・イェドヴァイの退場後30分以上数的優位に立ち戦ったチームを助けるチャンスがあった。アラバは「多く決定機を作り出すことができたのは前向きなことだ」としながらも、「でもそれを活かさなければ、試合に勝つことはできない」と纏めた。

「大一番になるだろう」

 トーマス・ミュラーは「自分も含め、僕たちには絶好の得点チャンスがいくつもあった」と語り、「だからもっとできたはずだという、かすかな怒りがある。でも今は火曜日に向け意気込んでいる」と熱意を見せた。なぜならFCバイエルンはチャンピオンズリーグ準々決勝1stレグで喫した1-2という劣勢をレアル・マドリードのホームで挽回し、準決勝へ駒を進めるつもりだからだ! アンチェロッティは「大一番になる」ことを予見し、「我々は自分たちの力を信じ、ベストを尽くすつもりだ」と語った。

 ラームは「僕たちは敵地へ赴き結果を覆すつもりだ」、「簡単にはいかないだろう、僕たちは本命ではない。でもマドリードで勝つチャンスはある」と決意を露わにした。ミュラーも「僕たちは2ゴール決めることができたはずだった、レヴァークーゼンでは全く別の結果をみせてしまったけどね。でもゴールチャンスがあったことは、気分を前向きにしてくれる」と楽観的な姿勢を崩さない。

 その間メディカルチームからはアンチェロッティへ朗報が届いている。バイエルンの監督は「ロベルト・レヴァンドフスキはミュンヘンで個人練習を行い、すべての動きができる。良い兆候だ」と述べた。他の怪我を負った選手、ジェローム・ボアテングとマッツ・フンメルスについては、まだ続報を待つ必要がある。監督は「3人全員がプレーできることを待ち望んでいる」と希望を語った。

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